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きす
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な訳あるかァァァァ!!
こっからが良いところだろ!
それでは続きをどうぞ!
俺は、顔を真っ赤にして見つめる菅谷を見つめ返す。
......いよいよこの時がきた...っ
俺はごくりと喉を上下させると、声を絞り出した。
「...っわ...わかった。」
そして、菅谷の肩に手を置いた。
菅谷はビクッと肩を揺らすと、顔を蒸気させ、目を瞑った。
かわいい...
俺はその愛らしい表情に見とれてしまう。
...っと。いけない。
俺は我に返ると、震える菅谷の唇を目掛けて自分のものを近付けた。
柔らかい感触がする。
暫く触れたままでいて、そのあとちゅっと音を立てて離した。
触れるだけのキスなのに、息をするのが苦しくて、心臓は血液を運ぼうと、せわしなく働いている。
俺の心臓、ご苦労。
菅谷は目を開けると、「うわぁ...」と顔を赤くした。
「宗吉くん...いきなり変なお願いしてごめん。
俺こういう事しか気持ちを確かめられる方法が見つからなくて......」
耳まで赤くして俯く菅谷。
いや、嬉しいです。
こういう方法で良かったです。
菅谷の様子を見ていたら、なんだか我慢ができなくなっていた。
俺は思わず菅谷の頬を両手で挟むと、顔を向けさせる。
そして。
「もう1回していい...?」
「え...っ!」
俺の言葉に、菅谷が目を丸くする。
............
い、勢いで言ってしまったー!!!
俺はすぐに後悔する。
どこの悪い口がそんなこと言うんですかー!!
俺の変態野郎!これじゃあ松崎と変わらねーよ!!
俺が一人で混乱していると、菅谷が咳払いをする。
気づくと俺は、菅谷の頬を挟んだままだった。
うわこれどーしよ。
俺が困っていると、菅谷は再び目を瞑る。
「...ど、どーぞ!」
そう言ってぷるぷる震えている。
...俺の中のオオカミが動き出したようです。
俺は顔を引き寄せると、先程より深く口付ける。
菅谷の漏らした「ん...っ」という艶っぽい声が鼓膜を震わせる。
舌入れていいかな......?
俺は菅谷の顔を見る。
菅谷は薄く目を開けていて、そこに涙を浮かべ、苦しそうにしている。
やば......
俺はすぐに唇を離した。
がっつきすぎたな、と反省する。
「...わるい......っ」
「だ...だいじょ...ぶ......っ...ちょっとくるしかった...だけ」
そう言って微笑みながら息を整える菅谷。
こんな子羊が目の前にいたら誰だってオオカミになるって!
俺が一人でキュンキュンしていると、菅谷が照れながら話してくる。
「俺、すごく嬉しかった...でもまだディープは恥ずかしいから......だめ...かな。」
お預けくらいましたぁあ!!
でも可愛いから全然OKだぞ!
「おう...菅谷が慣れてからでいいから......」
そう言う俺も慣れてないけどね!
菅谷は上目遣いで俺を見上げると、「疑ってごめん」と謝った。
こんな特典があるなら疑われて良かった!
ジーザス!
そうして俺らはギクシャクしながら寮に戻った。
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