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西園寺御影と #4*
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「あああ.........っ!!」
再び射精すると、僕は力が抜けて、ガクンと崩れ落ちるように突っ伏した。
少し遅れて、西園寺くんも射精する。
「ぁああんっ!!」
熱いものが注がれ、出したばかりで敏感な僕の中は、それにもビクビクと感じてしまった。
西園寺くんもぐったりと僕の上に被さると、そのまま僕を抱き締めた。
「ごめん高平...俺、止まんなくなっちゃった。」
「...んっ...気にすることはないさ...気持ち良かったからいいよ......」
僕がそう言うと、西園寺くんは「そか...」と安堵の溜め息を吐いて、自身を抜き出した。
トロリと出された精液が流れ出る。
「んん...っ」
僕が顔を歪めると、西園寺くんは戸惑ったようすでこちらを伺っている。
「こういうのって...掃除、するんだよな?」
中出しされた後の知識は知っているらしい。
でも、やり方を知らないんだね。
「本当は洗い流して欲しいんだけど...さすがにここじゃ無理だね。」
僕がそう言って苦笑すると、彼はすまなそうにしている。
そんな彼の前に、恥ずかしいけれどお尻を向ける。
「掻き出して貰ってもいいかい?」
そう言うと、西園寺くんは少し驚きながらも、「ああ...」と答えて、僕の後孔に指を入れた。
精液のお陰か、解さなくてもすんなりと入っていった。
ジュプ、と中を指が進んでいく。
「ん......っくぅ...っ」
異物感に思わず唸ると、西園寺くんは何を勘違いしたのか、彼の指が何かを探すように動き始めた。
最初は理解できなかったが、すぐに解った。
ある一点を指が掠めると、僕は飛び跳ねた。
そして彼の指をくわえこんだ。
「見つけた...高平、さっきのとこ、ここ、だろ?」
西園寺くんがそう訊ねてくる。
その嬉しそうな声音から、ただの好奇心なのだとわかる。
「っん...そうだけど...先に精液を出してくれないかい?」
「あ、ああごめんな。
まあ、これで高平のイイトコロ...ってか弱いトコロ?わかっちゃったし......
こうすれば、さ」
そう言って再び膨らみを擦り上げた。
「ぅぁああぁっ!」
ガクガクと体が揺れる。
「こうすれば、高平が鳴いてくれる...結城にもそうなのか?」
突然口にされた名前に、少し驚く。
「宗吉とは...っしたことないよ」
僕がそう答えると、西園寺くんは「マジか...」と呟いた。
意外だったらしい。
「結城も見たことない高平を俺が見てる、ってことか...なんか優越感だな。」
そう言って西園寺くんは口角を上げた。
「なんでそんなことを言うんだい?君達は友達だろう?」
「そうだけど、やっぱライバルだからね。」
そう言いながら、今度はちゃんと液を掻き出してくれた。
「ライ...バル?」
僕が眉をひそめると、西園寺くんは指の動きを止めて、大きな溜め息を吐いた。
「そー。恋のライバル。
やっぱ結城は強敵だから。」
恋のライバル?
僕はよくわからなくて、黙ったままでいると、西園寺くんが乾いたように笑う。
「俺、好きでもない奴にこんなことしないんだけど。
あのさ...高平がずっと好きだったんだ。」
「え...」
突然の告白に、少し動揺する。
今まで、好意を持たれたことは何度かあったから、別に気にすることでもない筈なのに。
僕が振り返って西園寺くんの顔を覗くと、彼は少し顔を赤く染めて、拗ねたように「高平、結城とばっかいるだろ…?だから、ちょっと、つか、かなり嫉妬してんだ。」と言った。
思わず胸が高鳴る。
西園寺くんは綺麗にしてくれると、「あの、さ、俺はこれからも高平のこと、好きでいるから。結城には、負けないよ。」と言って倉庫から出ていった。
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