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第五十三話 * 嫉妬と我慢
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俺の下で、黙って俺の行為を受け入れてくれる悠宇。
男が男を受け入れる・・・って、きっと勇気がいると思う。
薄暗い室内、悠宇の白い肌が浮き上がる。
細い、けれど引き締った体は綺麗に筋肉がついていて。
固くて滑らかなその肌に手を這わせると、ビクンと反応してくれるのが嬉しくて。
もっと全てが見たいとその服を取り去ると、細い腰と長い手足が露わになる。
悠宇のしなやかな体はとても綺麗で・・・
悠宇の腹筋にヒタリと手をのせて、思わず見とれてしまった。
悠宇が愛しくてたまらない・・・
だけど、だからこそ俺は山本先生の言った事が忘れられなくて・・
悠宇の初めては全部俺が欲しかったのに。
本当につまらない嫉妬だって分かってる。
でも、全部俺で上書きしたい。
こんな子ども染みた独占欲があったなんて・・・
俺の中に今まで無かった感情に戸惑う。
悠宇に愛撫を繰り返しながら、頭のスミでそんな事が気になって・・・
「ごめん、悠宇・・・」
そう言って顔を上げると、悠宇が腕で顔をバッと隠した。
・・・・?
「悠宇・・・?」
「・・・な・・・に・・・?」
「先生にされた事、俺で上書きしてーんだけど。どこまで・・されたのか気になって。つまんねー事に拘って、ごめん。」
「え・・・・?」
驚いたような声と同時に勢い良く悠宇の腕が外れて、
起き上がって俺を見つめるその瞳にはうっすらと涙の膜が張っていた。
「え・・・・・嫌、だったか・・・?」
「っ、違う・・・聡太が謝るから・・・やっぱり男じゃ・・俺じゃダメなのかと思って・・!
はは・・ビックリした・・」
泣き笑いみたいな表情で良かったと言う悠宇を抱きしめる。
「ッ・・ごめん!ほんと、考え無しで。俺自分の事ばっかだったな。」
「そんな事ないよ。聡太が俺の事考えてくれてるのは凄く良く分かってるから!俺こそ先走って勘違いしてゴメン。」
肌と肌が触れ合って、その温もりが心地良い。
抱きしめると香る、悠宇の甘い香り。
それは月のように白く淡いイメージを俺に連想させて・・
心が落ち着いてくる。
俺、まかせとけって言いながらがっつきすぎてたな。
そう思って、もう一度キスしようと抱きしめた体を少し離した時・・・
「えと・・・先生には・・・ソコ、舐められた・・・・」
真っ赤になって、股間を指さす悠宇。
あいつ・・・・・・。本当に許せねェ・・・・
「わかった。」
「え!ンッ・・待って!汚いよ!!!アッ・・・・・!!」
俺は迷いなく悠宇のアソコを口に咥え込んだ。
悠宇のアソコはその美しい肌と同じように、綺麗な肌色をしていて・・・
心も、体も・・・・悠宇の中で綺麗じゃない所なんて一つもない。
悠宇の形を確かめるように舌を動かして上下に扱くと、口の中でどんどん質量を増してきて、鈴口からトロリと先走りが溢れたーー
「アッ・・・・ハッ・・・んんッ・・・」
ツーッと裏筋を舐めながら、上目使いで快感に耐える悠宇を見ると悠宇も俺を見つめていて・・・
俺を見下ろす瞳は切なそうに揺らめいて、薄く開いた口から耐えきれない声が零れている。
その表情に俺の背中をゾクゾクとしたモノが駆け上がる。
スゲー、エロい表情・・・・悠宇のこんな顔、誰にも見せたくない。
もっと、もっと感じさせたい・・・
ジュッ・・チュク・・・
「は、あ・・・ンッ・・・そ、た・・・聡太ッ!!離して・・・!」
俺の頭を抱えていた悠宇の手がわずかに震えて、
俺の髪をゆるく掴んで後ろに引き離そうとする。
「このまま、出せよ・・。」
グッチュ、グチュ・・・
悠宇にそう言いながらも扱く手は動かし続けて、再び口に含む。
悠宇が感じてる事がたまらなく嬉しくて。
俺が刺激を与える度、先走りと唾液でトロトロになったアソコがヒクヒクと動く。
「ンアッ・・ンッ・・・・ごめ・・・で、るっ・・・・」
ビュッ・・ビュクッーーーーー
扱く手を早め、円を描くように亀頭を舐めた後強く吸い上げると
その快感に耐えきれなかった悠宇がすがるように俺の頭を包み込んで射精した。
それを全て口で受け止める。
少しだけ苦い、悠宇の味。でもそれが全然嫌じゃなくて。
「ハッ・・ハァ、・・・ごめん・・口に・・・」
そう言ってふらりとベッドに倒れこむ悠宇。
俺はトロリとした精液をゴクリと少し飲み込んで、残りをツーっと自分の手に出した。
そのまま倒れた悠宇に覆いかぶさって、手に出した精液をクルクルと入り口に塗り付けた。
「あ・・・・ッ・・・ん・・・」
たっぷりと塗り付けたところで、そっと中指を差しこむと・・・
チュク・・・
ビクン!
穴に入れた瞬間、悠宇の肩が揺れる。
「あッ・・ごめん、俺、大丈夫だから・・!」
俺に気を使わせないように明るく言う悠宇だけど、
少し震える肩がその不安物語っていて。
不安、だよな・・・
「ゆっくり待ってやれなくてゴメンな。どうしても、今日悠宇が欲しいんだ。」
「うん、俺も・・・」
少しでも安心できるように、悠宇の髪を梳きながらゆっくりとキスを落とす。
チュ・・・チュ・・・クチュ・・
キスの合間、中指を浅く抜き差しする。
チュプ・・チュプ・・チュク・・・
「ンッ・・・ッ・・・」
「悠宇、キツかったら、言って。」
「ハッ・・ァ・・・・何か、変な感じ・・・っ、だけど大丈夫だから、続けて・・・」
俺の肩をぎゅっと掴んで、異物感に耐える悠宇。
俺の為に、受け入れようとしてくれる。
愛しさがこみ上げる度、早く悠宇の中に入りてーと思ってしまうけれど、傷つけたくなくて。
舌で悠宇の綺麗な歯列を確かめるようになぞり、そのまま舌を絡め取る。
どちらのとも分からない唾液が悠宇の口から零れて・・
目を閉じて、キスに身を委ねる悠宇。
少し落ち着いたのか、指の抵抗が無くなるのを感じる。
ヌクッ・・・ヌプッ・・・
精液のヌメリで少しずつ奥へと進めていって。
悠宇のナカが熱くうねる・・・・
指をゆっくりと円を描くように動かしていると、少し盛り上がっている部分に指がかすめた・・
「ンッ!!アッ・・!」
もう一度ソコを探して、その回りをユルユルと擦りながら膨らみをそっと押しつけるように潰す。
「ンッアアッ・・・・っは・・・聡太、そこ・・・ふっ・・ん・・」
俺にすがりつくようにして快感に耐える悠宇の表情が俺を煽る。
俺が与える刺激で、射精したばかりの悠宇のアソコがまた勃ち上がって先走りが溢れだした。
・・・もう入れたい・・・・その気持ちをごまかすように、
俺は悠宇の口に舌を滑り込ませてその甘い口内を夢中でむさぼった。
☆
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