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あなどれない
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さすが僕の父さん…甘くみていたよ、
このボス(父さん)は絶対倒せない領域にいる。直感した。
はっ!感心している場合じゃない!!
「ちょ、ちょっと待って!光陽くんて…確か理沙さんの子だよね?…いるってなに!? ………まさか、他人と一緒に住めっての?泣」
気づいたら疑問が次々とでていた、だって……ね…
普通だったら気まずいな、と思うぐらいで済むのかもしれない。
だけど…僕がここまで嫌って思うのには理由があった。
僕は まぁ、自分で言うのもなんだけど………コミュ障と言うやつだ。
他人となんて、まずまともに話せない。
うん、目も合わせられない自信がある!おい←
僕にとっては死活問題なんだ!!(涙目
「もちつけ、もちつけー!」
僕がこんなに困ってるのに父さんはギャグまでかましてくる。ちくしょう、僕の気もしらないで…
そんな父さんにイライラも助長されていく
「泣くなよ、、まぁ、斗真がビックリするのもしょうがないな…他人じゃないだろ?もう家族になるんだからっ」
満面の笑み!
「泣いてねぇし!」
そういう意味じゃないよ父さん……家族っていったって、他人なの変わりないから、このコミュ障が治るわけないよ
こんな懇願も虚しく…
「光陽くんも、理沙さんと同じように礼義ただしくて、いい子だったよ!理沙さんの教育がよかったんだろうなぁ…さすが理沙さんだ!!」
ダメだ…この人…完全にイっちゃってる…
御花畑みえるよ
完全に自分の世界に入ってるよ
理沙さんのことで頭いっぱいだよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…おーい、父さーん、……戻ってこーーいーー」(棒読み
1人の世界に入ってしまった父を生還するべく、目の前で手を振る
5分近くこうしている
もうすでに9:30を切っていた
「…理沙さんとのデートすっぽかすつもりですかーー」
手を目の前でひらひらさせてみる
心ここにあらずといった感じだ。
「あ、理沙さん来たy「理沙さん!?どこっ?……ん…あ゛!!!もうこんな時間じゃないか!なんで早くいってくれないんだ!」
…理不尽だ
「……んじゃ、いってくるよ///」
「ん、いってらー」
玄関前で鼻の下が延びている父の背中を見送る。
僕に不平不満を言いつつも、それはもう光の早さで支度を整えた父に賞賛を与えたい。
今日何しようかなぁ…とどうでもいい事を考えながらながらぼーっとしていたら、父さんは何かを思いしたようにハッとした顔をした。
「っあ!、そうそう…今日光陽くんと理沙さん呼ぶから!夜ご飯よろしくねっ」
「」
両手を合わせてすまない、という顔をしながら元気よく駆けだす父を見送った後…僕は叫んだ…
不意打ちはやめろぉぉおおおおおおお
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