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「いひゃいよ…おひはん…!!」
頬をつねられたままおじさんを呼ぶけど、腕で顔を覆って俯いたままなかなか離してくれなかった。
なんでつねるの?
ぼくのほっぺをつねったままのおじさんの腕をぽかぽか叩くと、やっと手を離してくれた。
「う…痛かった…」
「すまんすまん、じゃ行くぞ」
靴を履き、昨日と同じようにおじさんと手を繋いでのんびり学校へ向かう。おじさんの手はごつごつしてて大人の手って感じでかっこいいな〜
ぼくがにこにこしながら歩いてると、おじさんがご機嫌だなぁって頭を撫でてくれた……嬉しいなあ
「……おじさ」
「あっ有馬くんだあ!!おはよ〜う」
「……っ!!」
突然後ろから名前を呼ばれてびっくりした。
見ると、隣の席の美香ちゃんで他にも2人女の子がいてすこし緊張した…
「…有馬?あいさつは?」
「…お、おは…よ」
「おはよお!あっ有馬くんのお父さんですか?おはようございま〜す」
「ああ、おはよう」
……
…ちがうもん…
……おじさんはお父さんじゃないもん
でも美香ちゃん達は悪くないから心の中だけにしておく。
美香ちゃん達はなんだか頬を赤くしておじさんと話してて胸がチクってしたけど…なんだろう?ぼくどこか悪いの?
不安になっておじさんを見上げるけど、おじさんはまだ笑顔で話しててもっとチクチクってした…
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