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「じゃ、さっさと食って学校行くぞー」
「はーい」
朝ごはんを食べ終わった有馬はパタパタと学校の準備をして靴をはいた。
黄色の帽子もちゃんとかぶっていて子供らしい姿に和んでしまう。
「今日も運動会の練習あるのか?」
「うん!ダンスと玉入れとリレーかな」
楽しそうに笑う有馬をみてたらこっちまで頬が緩んでしまう。
「おーじゃあ写真いっぱい撮ってお母さん達にも見せないとな」
「……うん」
「………?」
返事までのすこしの間が気になったけど気のせいかな…?
いつもみたいにニコニコ笑ってる有馬の手を握りながらゆらりゆらりと学校まで歩いた。
有馬と学校でわかれて強い日差しを浴びながら家へと帰ってきた。
この暑いなかあいつらは運動会の練習て……有馬死ぬんじゃないか…?
だらだらとソファに寝転びながらそんなふうに思った。
「おれももう歳かなぁ……ふぁ〜」
独り言をいいながらゆっくり起きあがって運動会にそなえて仕事を進めることにした。
ちなみにおれが書いてる小説は恋愛ものだ。べつに男が書いたらダメという決まりはないからヘンに思わないでくれ……
いつも通りに1日を過ごしていって改めて自分の趣味の無さに落ち込んでしまうけど…小説を書く以外に好きなことってないんだよな…
あー…有馬早く帰ってこないかな…
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