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11日目 ゆうすけ
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『ぁっ、あん!あっ!やぁ…っんんっ!あ!』
『ここがいいんだろ?』
『ぁ…ああん!』
「お前、ナニやってんのおおおおお?!!!?!」
家に帰ったら俺の愛用AVをヒロが真顔で見てた。いやいや、なにやってんの?!完璧に隠しておいたのに、おま、なんで見つけてんの?!
「ねー、キミ趣味わるーい。激萎えチンチン丸だよー」
「お前のが趣味悪いわ!今日もし俺が友達連れて帰ってきてたらどうすんの?お前のこと視えるの俺だけなんだから、AVつけっぱで学校いく変態だと思われんだろ?!」
「連れてきてないじゃん、てかキミ友達いるの?」
「ころ、…っ、殺していい?なあ、おま、殺していい?」
「幽霊って死ぬの?AV鑑賞って久々にしたなー」
「あー?お前死んでそんな時間経ってねぇだろ」
「俺、ヤリチンだったからさー」
「お前前に童貞っていってたのやっぱり嘘じゃねーか!」
「あは、バレた?」
まあ、知ってたけどな?
お前の目の色が変わるのを、俺は見逃さなかったから。
「はぁ。とんでもねー幽霊だよお前は」
「とかいってさー、なんだかんだ俺のために早く帰ってきてくれたりしちゃって、やさしーね」
「お前のためじゃねぇよ何いってんの、友達居ないだけだよ」
「……さ、寂しいやつなんだね、慰めてあげよっか?」
「うるせぇ。つーかもういいだろ、AV消すぞ」
ピッとテレビを消すと、ヒロは「あーあ、いいとこだったのにー」と言った。お前さっき萎えるっていってたじゃん。
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