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13日目 ひろむ
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「ねぇ、キミさ、この二週間ほんとにオナニーしてないけどチンコ腐ってない?」
「なんの心配してるんだおまえ」
「俺目瞑っとくからしてもいいんだよ」
「お前こそしねーの」
「感覚ないもの」
「あ、そっか、お前幽霊か。思わず忘れてたわ」
「えーなんでー」
「俺、幽霊と話なんてしねーもん」
ぽりぽりと頭をかきながら、不良くんは言った。
「どうして俺と話ししてくれる気になったの」
「考えてもみろ、いきなり部屋に幽霊がいたらそりゃ喋りかけるだろ」
「ふつうは見えないから喋らないよー」
「それもそーだ」
俺が視えるからってさ、そのあとは無視してもよかったわけでしょ?
それなのにわざわざ夏休みも家にいて、俺の話相手になってくれる。
キミって一体なんなの?
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