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クリスマス特別編4
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「あ、あーっ!ちょ!おま、!だめ、そこ、…!」
「ひ、弘…!だめだって、おい…!」
「クリスマスだからって、そんなとこ…!ひろむ、だめ、…っ!」
どうもこんばんは。俺の名前は青木弘といいます。みんなにはヒロって呼ばれてます。身長174センチ体重58キロ、血液型はAB型、星座は乙女座で好きな食べ物は甘い物、…って、自己紹介はもういいね?
そうなんだよねー俺の名前って弘って書いてヒロムって読むんだよねぇ。おかしいなぁ、どうして今日も今日とて彼の夢の中には俺が出てくるのかな。しかもまたエロいやつでしょ?…ちょっと、寝言聞いてる限りでは俺が不良くんのこと、襲ってない?
そんな日は来ないよ?気を確かにもって!
っていうかクリスマスっていつの話してんの…?俺、今年の夏で消えちゃうんだけどなぁ。
あ、悪霊になったらクリスマスも一緒にいれるかもね!なんて。やだやだ、つまんない嘘だ。
それより。
「ちょっとー、不良くーん。多分起きなきゃまたパンツ汚すよー?」
「弘…っ!弘、それはやばいって、あ、ちょ…………!………。あれ?」
「おはよー。抜いてきたらー?」
「ッッ!死ね!なんでいっつもこう、いいとこで目ェ覚めんのかな!」
ちょっとちょっと、俺がずっと君のこと見てるってこと忘れてない?俺がどんなに複雑な気持ちになるかわかってないでしょ!って、いってやりたいけど、俺はとっても優しいから黙っておいてあげるね。俺はとっても優しいから。
「今日はどんな夢だったのー?」
「………熟女!」
「熟女?!」
嘘が下手だなぁ。不良くんったら。
うん、まあ、詳しく言われてもね…うん。ほら、ちょっとアレだし。
「あーくっそ、二度寝するわ。んじゃ続き見れっかな。おやすみーお前もさっさと寝ろよ」
「そんなに熟女よかったの…。おやすみ」
ごそごそと布団に潜り込んで、俺に背を向けた不良くん。ねぇ、…その続きなんて恐ろしくて聞けないんだけどさ、俺、実は眠れないんだよね。
「…はぁ。やっぱ俺が犯されるほうなんだな」
俺は今日も眠れない。
君は今日も俺の夢を見る。
訂正。
君は今日も俺のエロい夢を見る。
ちょっとそろそろいい加減にして!
end
シトラス(http://citrusbook.info/index.html )にてオーディオブックと同時配信、更新の特別編でした。こちらも合わせてご視聴されると楽しんで戴けるとおもいます!
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