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「巫女、進んで平気か?」
「...ん、何も、聞かないで...投げたく、...なる...っ」
「....................」
正太郎は性器のほんの先端を挿入しただけで巫女都に確認したが、その恐ろしい返答に口を噤む。
両手首を縛り、頭の上に掲げる巫女都は何にも縋れ無くて、目を瞑って縛られた手をギュッと握り締め挿入の痛みに耐えている。
正太郎はその痛みから少しでも意識を逸らしてあげたくて、巫女都の性器に手を掛け萎えているそれを弛く扱いた。
「...あ、...正ちゃん...ん、ん、」
陰茎が少しずつ勃ち上がり始め、巫女都の力が抜けていく。
焦るな俺!少しずつだ!!
正太郎はそう自分に言い聞かせながら、少しずつ少しずつ性器を後孔に挿入していった。
「...っ...ハァ、...はいっ...た?」
「...全部っ、...入った...ッ、」
正太郎はそう答えると、巫女都に啄む様なキスをしてその額に自分の額をくっ付けた。
挿入にかなりの時間をかけたし、時々息を詰める巫女都に連動して後孔がギュッと締まってきて、恐ろしい勢いで性器を締め付ける巫女都の後孔に正太郎は痛みさえ感じた。
けれど性器を全部埋め込めば巫女都の中は収縮し、吸い付かれているとさえ感じる程の具合の良さに、挿入時の苦痛など一気に吹き飛んだ。
「...ハァ、...巫女、平気?」
「...ん...わかんない、けど...っ、...痛みはそんな...感じ無い、」
眉を下げてホッとした様に笑う巫女が愛しくてしょうがなかった。馴染むまでと、動きたい衝動を必死に堪えていると巫女が「正ちゃんこれ取って?」と縛った手首を差し出してきて、え!?と思う。
なんで!?.....まさか、
「......巫女、まさかとは思うけど、終わったとか思って、...ねぇよな?」
「流石にそれは思ってない。ギュッてしたいから取って。」
焦って聞く正太郎に巫女都はくすくす笑いながら答えた。
ずっと拘束を解いて欲しいと思ってた。だって縛られたままの手じゃ、縋り付く事は疎か、正ちゃんに触れる事も出来ない。それが凄く淋しかった。でも、全部入るまではと我慢してた。正ちゃん怖いだろうと思ったから。
シュルシュルと音がして腰紐が解けると、巫女都はその手で正太郎の腕に触れ、そこから上へとその存在を確める様に撫でて首に手を巻き付けた。
「 やっと、正ちゃんに触れた。」
その巫女都の笑顔に、愛しいと思うのと同時に言い様の無い劣情にかられた正太郎の性器がぐっと質量を増す。
「 あっ!?.....っっ、」
中で急に膨らんだ性器に、艶かしい声を上げた巫女都はそれが恥ずかしくなり赤面し、そんな巫女都に煽られた正太郎は律動を開始した。
「 ...っ...あっ...正ちゃんっ...ああ...ん...やぁっ、」
巫女都の身体がビクッビクッ跳ね、その性器からはトプトプ蜜が垂れる。正太郎は結合部をグチュグチュと音をたて捏ね繰り回し、
「...巫女、凄っげぇぐっちょぐちょ。聞こえる?この音、巫女のここからしてんだぜ?」
と耳元で囁いて巫女都を煽った。
「...やだっ、...あぁ...っ...正ちゃんっ...やぁ、」
羞恥からか快感からか、涙を流しながら喘ぐ巫女都の性器が膨らみ先端から汁が溢れる。
正太郎はそれを見て巫女都の性器に手を添えた。
「 ああっ...やだっ....ダメ、正ちゃんっ...あ...ッ」
「.....巫女、イケそう?...ッ」
正太郎がそう聞くと、うんうん頷いた巫女都の手足により一層力が込もっていく。巫女都の性器の先端を指の腹で愛撫し、音をたてながら扱くと後孔がギュッと蠢くように性器を締め付けていく。
「ああっ!...正ちゃんっ、正ちゃんっ、」
強すぎる快感に巫女都は必死で正太郎に縋り付いた。
「 正ちゃんっ、...あっ、....も、...ダメっ、正ちゃんっ、ああっ...」
「 ....っ!? 巫女っ、」
正太郎の名前を呼び身体を震わせて達した巫女都の絶頂に、中はえも言われぬ独特な締め付け。持って行かれる様に正太郎も巫女都の中に出す。
ハァハァとお互い整わない呼吸のまま見つめ合い、額を付け合わせると2人で笑いあった。
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