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「......ん...?」
あの後佐倉家へ戻り、いつもの様に正太郎に腕も脚も乗せられ抱き込まれて眠っていた巫女都だが、夜中に異変に気付き目が覚めた。
そっと正太郎のおでこに手を当てると尋常で無い程熱く、時々吐く息も苦し気な様子だ。
.......正ちゃん、熱でてる、
藤堂から炎症による発熱を引き起こす事もあるから注意をする様に言われていた巫女都は、やはりといった感じで、氷嚢を取りに行こうと自分を抱き込む正太郎の手足をそっと退けてベッドから降りた。
「...巫女、神社...行くなら一緒に行く...。」
熱のせいか、昨日の事件後の警戒心のせいか、眠りが浅かった正太郎が苦しそうに言う。
巫女都はそれを聞いて慌ててベッドに戻ると正太郎に言った。
「...行かないよ。正ちゃん熱出ちゃってるから、氷枕と薬取ってくる。待ってて。」
俺は髪を梳きながら言う巫女の手に擦り寄ると、その手の冷たさを堪能する。
「...巫女の手冷てぇから気持ちい。これでいいよ。」
「ふふ、だーめ! 氷枕のが冷たいよ。直ぐ戻ってくるから。ね?」
笑いながら言った僕の言葉に苦笑した正ちゃんは、名残惜しそうに手を離した。
直ぐ様目当ての物を取りに行って上に戻ると、正ちゃんの頭の下に氷枕を置いて薬を飲ませる。
少ししたら落ち着いたのか、再び眠りに着いた正ちゃんの様子を見ていたが、薬が効いて発汗した身体を拭いて着替えさせた方が良いだろうと思ってそろそろと支度をする。
左手を駆使してタオルを絞ると、起こしちゃ悪いと思ってそーっとTシャツを捲ったら、正ちゃんがぼんやり目を覚まして聞いてきた。
「....なに? 寝込み襲う気なの?」
「ち、違うよっ!...汗、凄いから拭いて着替え方が良いと思ったの!」
「....あっそ、残念。巫女がその気になったかって、期待したのに。」
もう!とプリプリしながらも正ちゃんに脱衣を促し、上半身を拭き終わると下半身に移るべくタオルケットを捲る。そしたら正ちゃんの性器が凄い事になってたから一瞬固まったが、はぁとため息を吐き性器を見つめながら言った。
「...ご主人様はお熱なのにおまえは元気だねぇ。」
「そいつと話すの止めてくれます...。因みにそいつもある意味お熱なんで...。」
正ちゃんの言葉にハイハイと適当に返事をしながら、両足から拭き清め、最後に性器を拭いた。
睾丸を優しく拭いていると、先端からタラタラと蜜が出てきて正ちゃんが息を詰めてる。
そんな正ちゃんを見てたら僕は段々羞恥が湧いてきて、赤面しながらも拭き清めた。
拭き終わり下着を脚に通して仕舞おうと思ったけど、ふと考える。
...正ちゃんこのままじゃ辛いかな?
暫し考え巡らし、意を決して性器に手を添えるとそっと口に含んだ。
「 巫女!? 」
正ちゃんが驚いて声を掛けてきたけど、何か言葉を発したら羞恥で出来なくなっちゃうと思い、無視して口淫を続ける。
暫く友里さんに教わった通りに口淫を続けていると、正ちゃんが射精の兆しを伝えてきて。
「...っ...やばっ、...っ出そう...っ...」
...どうしよう。...美味しく無いしなー。
考えた結果、外で射精して貰おうと、手で陰茎を擦りながら口を離した途端、ビュッと精液が出てきて僕の顔面を直撃した。
「 っ!!? 」
成す統べなく顏射の洗礼を受けた巫女都は呆気に取られ、思わず正太郎を見つめる。
「....え、なにそれサービス...? えっろ。 」
「違うよ!! ふぇー、やだ!正ちゃんちょっとこれ、拭いてぇ!」
「その前に写真1枚撮らして!」
いそいそと携帯を手にする正ちゃんの手から携帯を奪い取ると、代わりにタオルを握らせた。
つまんねぇ。と渋々顔を拭き出した正太郎を見て、巫女都は性的な親切心はもう二度と出さないと心に決めた。
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