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琥太郎の様子を見に来た巫女都は驚いた。
汗でびしょびしょになった琥太郎がブランケットを剥いで寝ているし、消したはずのクーラーがまた稼働していて部屋はキンキンだ。
僕は慌ててクーラーを消すと、下からタオルと水を入れた洗面器を持ってきて、正ちゃんの時と同様、着替えさせようと準備をした。
「琥太ちゃん着替えしよ?なんでまたクーラー入れたのぉー....」
ぷうっと膨れて怒ると琥太ちゃんは当然のように
「熱くなったから。」と言ってきて溜め息を吐く。
「...琥太ちゃんてどうしてそうオツム点々なの。悪化するでしょ!はい、脱いで!」
僕の言葉に万歳ポーズをとる琥太ちゃん。言っても無駄かとはぁとため息を吐きながら、琥太ちゃんに馬乗りになってTシャツを剥ぎ取った。
「 良いねぇ、この体勢。」
「 っ!?ちょっと琥太ちゃん離して!!」
対面座位の状態で腰をがっしり掴み離さない琥太郎に巫女都が慌てて言うも、疑似SEXの様に腰を揺らし服越しに性器を擦り付けてくる琥太郎に巫女都は赤面しながら怒る。
「 もぉーっ!! やだってば!!なんでいっつもそんな事ばっかするの!! バカッ!!離してーっ!」
そんな巫女都を見て琥太郎は笑い、漸くその手を離した。
「ははっ、真っ赤。巫女都の方が熱あるみたい!」
可笑しそうにけらけら笑う琥太ちゃんを無視して、僕は膨れっ面で手早く上半身を拭き終わると、タオルを濯ぎ琥太ちゃんにはい、と差し出した。
「...下は自分でやって。」
「えー、やだ。巫女都がやって。...よっと。はい!」
タオルを受け取らず、下着ごとスウェットを脱ぎ捨てて堂々と一糸纏わぬ姿で横になった琥太ちゃんのでっかくなった性器を見て、僕はべそをかきそうだ。
「何で兄弟揃って身体拭いてるだけでこんな事になってんの!もーやだぁ!自分でやって!!」
「 ん...? 正太郎のはやったの?」
巫女都の言葉を聞いて疑問に思って聞いてみたら、巫女都は「うん」とうんざりした顔で返してくる。なら俺は自分でやってとか不公平でしょ。兄弟平等に扱ってもらわねぇと。
「じゃあ、やっぱ巫女都がやって。俺だけ自分で拭くとか不公平だから。俺、病人。はい、」
琥太ちゃんに開き直られて、僕は渋々脚から拭き出した。
「...う"っ、...ちょっと、ピクピクさせないで...。」
僕は意を決して性器をタオルで包み込み、直に触れない様にそれを拭き出したけど、う"ぇーって感じだ。
「大事なモンなんだからもっとちゃんと拭いてよ」
琥太ちゃんの言葉を受け、僕は困った顔で性器をタオル越しに拭き擦った。
「...ああ、巫女都っ...もうちょっと...強めにっ...」
途端に艶っぽい声を出してねだってくる琥太ちゃんに驚いて手を離そうとしたら、その手ごと琥太ちゃんは握り込み性器を扱き出したからギョッっとする。
「ちょっと!? やだっ離して!!」
「...っ...巫女都...もっと擦って!」
「 やだってば!! ひいっ!?」
手を離そうとしない琥太ちゃんへの報復に、そう言いながら性器をギュッと力を入れて握った途端、射精されて僕は顔を蒼くして驚き固まった。
「ふぅ。スッキリ!タオルの中だから拭く手間省けたな?」
にっこり笑う琥太ちゃんを見て僕は怒りでわなわな震える。
「 ん"ーっ!琥太ちゃんのばかぁぁぁっ!!!」
「 げぇっ!!? 」
「..........あ。」
思わずタオルを投げつけたけど、精液まみれの面が琥太ちゃんの顔面に綺麗に被さったのを見て一瞬固まったけど、僕は素知らぬ顔をして琥太ちゃんの部屋を後にした。
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