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『お前の番は俺って事だよ。』
馨はその瞬間、現実を叩きつけられたような衝動にかられた
(俺の番が……この、教師。)
正直、馨は鷹司が好きじゃなかった。ある日見てしまったのだ、この教師が校内でΩらしき男や女を犯しているのを…
こんな最低な男が自分の番だなんて気持ち悪すぎて反吐が出そうになる
「っ!!…ゲホッ、…違う。 先生が、…俺の番な訳な…ぃ」
鷹司の指に噛みつき口内から出すと、震えを抑えながら反抗した
「ぃってー…、じゃあ、身体にでも聞くか?正直に反応してくれると思うぞ。…ほら」
そう言うと鷹司は露わになった馨の首元から鎖骨にかけて白い肌をなぞった
「っあ!!…っぐ、んぅ…ふぅっ」
案の定、発情期の馨の身体は素直に反応を示す
唇を噛んで耐えるものの、我慢が出来なかった分の声は端から漏れだしてしまう
どんどんと鷹司の指が布越しで下へと下がっていくのを馨の身体は素直に喜んでいる
本人は嫌で仕方がないのに、発情期で興奮している身体は言う事を聞いてくれない
屈辱でまた涙が溢れだした
(棗、助けて……)
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