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放課後 4
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「お盛んだねー、流石男子高校生」
「なっ!?…」
その場の男子全員が動きを止める
馨はペタリとその場に座り込むと、目の前にいる彼を見た
「でもね、ちょーっと選んだ相手が悪かったんだよね。…てめぇらはよ。」
「た、かつかさ…せんせ」
高価なスーツに身を包み、笑みを浮かべる鷹司の姿
だが、男子生徒を見つめるその瞳は笑ってなどおらず、冷たく、射るようだった
「そいつはな、俺が狙った獲物だ。…それにβのお前らじゃこいつを満足なんて出来ねぇんだよ。」
鷹司が此方へ一歩、また一歩と近づいてくる度、男子生徒の身体が震え怯えだす
「んー?どうした。…そんな怖がりやがって」
「ヒィッ!!」
恐怖に押しつぶされそうな表情の男子生徒
「俺にビビってるようじゃ、こいつは抱けねぇよ。…まずは逃げ出さないように…」
男子生徒を壁際に追いやる鷹司
まるで子鹿を追い詰める狼の様な光景
そして、まとめて追い詰めると力強く壁に足をつく
ダンッ!!と大きな音に生徒が怯える
「次こいつに手出ししてみろ。お前ら全員速攻で退学にしてやるよ。…あぁ、行き先は心配すんな、俺の知り合いにイイ風俗店やってる奴が居るからよ。そこのネコにでもなってろ、可愛がってもらえるぜ?毎日毎日親父のきったねぇブツ突っ込まれてな……」
脅しのようにも見えるその光景に馨は唖然の表情
「この事は、誰にもいうんじゃねぇぞ。…あいつがΩだってことがここにいる奴以外に知れ渡った瞬間どうなるか、…解ってるよな」
鷹司の言葉に何度も頷く生徒達
「舐めてると後悔するからな…」
不敵な笑みを最後に浮かべると鷹司は足を下ろし、馨の方を向いた
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