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まさかの展開 2
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「ブレザーが乾いたら送ってってやるから、もう少し待ってろ。」
「で、でもっ…」
「今のお前に手出ししても楽しくないからな。…それに、さっき反省したばかりなんだよ。俺は」
ブレザーのポケットにしまっておいたメモを開きながら、少し照れくさそうに鷹司は言った
「……っ、はい」
「素直な奴は好きだぞ。」
頷く馨の頭を撫でながら、鷹司はふっと笑った
(…っ!!)
頭を撫でられた時、一瞬身体が跳ねたが、別に嫌とは思わなかった
(あの時の手に似てる……)
保健室で寝ていた時に撫でてくれたあの手と、今目の前で撫でている鷹司の手が似ていた
「…嫌がらないんだな。」
「えっ…?」
手が離れたと同時に鷹司が何かぼそりと呟いた
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