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腐女子・楓
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『パシャッ!』
「!?」
突然のシャッター音で我に返り、忍から離れる
「誰だ!?」
呼びかけると、そこに居たのは...
「あ、見つかっちゃったか!かなりいいの撮れたよ。ありがとね、俊」
「楓!?お前どうしてここに?ていうか、今の消せよ!」
「おい、俊?こいつは?」
いきなりのことに動揺したのか、少しびっくりした顔で忍が訪ねてきた
「こいつは、腐女子だ。」
「腐女子?」
「主に、BLが好きなんだ...!」
そんなことを話していると、楓がこっちへと近づいてきた
「一之瀬君だったかな?さっきのとってもおいしかったよ!ありがとね!」
「おいし...?なんのことだ?」
「ともかく!あたしは桜月 楓!じゃね!」
そう言うと、楓は光の速さで走り去っていった...
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