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なんやかんやしてるうちに本屋についた。最近は文具屋に行かなくても本屋で売ってあるから便利だ
「さーてとっ!二人は本とか見てていいよ、俺すぐに買ってくるから」
「あぁ、分かった」
「了解っす!」
「じゃあ、終わったら呼びに行くから」
二人はのんびりと散っていく
「ふー...なーんか久しぶりに一人の時間だな」
俺はちょっと嬉しくて顔が歪みながらも、文具コーナーへと向かった
***
「結構いろいろあるんだなー」
目の前にはたくさんの文具が置いてあった。いろとりどりなペンがあれば、機能性重視のテープ、ウケ狙いであろうはさみまである
「見とれてる場合じゃないな、はやく探さないと...」
今日の目当てはシャーペンと蛍光ペンとシャー芯だ。俺は目についた使いやすそうなものを品定めしながら選んでいった
「お!あれなんか良さそうだな!」
目に飛び込んできたのは書けば芯が回って尖り続けるというシャーペンだ。俺はさっそく手をのばすが...
「む!」
位置が高すぎるため手が届かない。なんなんだ?背が低いやつへの嫌がらせか何かなのか?
「くそっ...」
とろうと手を精一杯伸ばすと横から手が伸びてきた
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