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65 初めてのデート4
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ココside
「あ、いつの間にかこんなに暗くなってやがる」
「すごい……イルミネーションきれいだね。ホントに来てよかった」
「だろ?観覧車乗りに行こう。早く並ばないとそろそろ行列ができ始める」
またアトラクションエリアに戻って、観覧車に乗るところまで走っていった。
幸いオレ達がいた場所から近かったので、あまり列ができていない時に並べた。
「ここの夜景は最高なんだ。一度お前に見せたくてな」
「そうなの?すごくたのしみ…」
そうこうしてるうちに順番が来て、ついに観覧車に乗った。
ハルはオレの反対側に座るのかと思ったら、隣りに腰を下ろした。
オレの肩とハル腕が触れ合う。こういうのは場所が違うだけで変に緊張する。
ハルの匂いがふわりと香る。
それだけで、心臓が早鐘を打つ。
肩も心臓を持ったようにドクドクして熱い。
なんでもないのに、ハルに触れたところはいつも熱くなる。
今日だって、手がヤケドしたみたいに熱かった。
こんなの変にドキドキしてちゃうじゃん…
こんなの夜景どころじゃないよぉ…っ。
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