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74 初クリスマスパーティ
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ココside
「なぁ、ココ。明日クリスマスパーティするんだけど、一緒に来ないか?」
「え、オレも行っていいの?」
「もちろん。お前一人置いてくなんてするわけねーだろ?」
クリスマスパーティがどんなものなのか、あまりよく知らないが、とにかくハルが誘ってくれたので喜んで承諾した。
「知らない人が来るのかな…」
大勢の人がいる所にオレも混ざるのは、まだしたことがないから少し不安だった。
ハルとタイガとダイキ以外の人は知らない。
知らない人がいる席で楽しめるかどうかも不安だ。
「大丈夫だ。こぢんまりとしたパーティだから四人しか来ない」
「タイガとダイキも来る?」
「あぁ、もちろん。あと二人は、俺の兄貴と大輝の兄貴なんだけど…どうする?」
ハルのお兄ちゃん…見てみたいかも。
「あ、うん。大丈夫、オレも行きたい」
「よかった。みんなに報告しないとな」
「えっ?何を???」
報告とは何を報告するのかさっぱり分からなくて、何も考えずに質問する。
「何って、恋人出来たことだろ」
当たり前だろというような顔で告げられ、恋人になったことを自覚させられる。
「何、百面相してんだよ」
「あ、いや、ハルの恋人なんだなーって思ったらすごく照れくさくて…」
胸がむずむずするような幸せに嬉しさがこみ上げた。
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