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扉の先 (優side)
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目が覚めるとベッドの上だった。
まだ覚めきれてない目をこすり周りを見渡すと、窓から朝日が差し込んでいた。
時計を見ると午前5時。
とりあえず朝日を浴びて目が冴えたので俺はベッドから降りた。
立とうとして、足に違和感があるのに気づく。
昨日裸足で走ってできた足の裏の傷は、消毒され、大きめの絆創膏が貼ってあった。
…鏡がやってくれたんだろうか…
…!!!
そうだ!鏡!!!
一晩経って、もしかしたら翔に戻っているかもしれない。
あ、でも鏡にちゃんとお礼言ってないな…
翔の部屋の扉を開けた先にいるのが、翔なのか、鏡なのか…
俺はどちらを望んでいるのだろうか…
そして重くもない扉をゆっくりと開けた。
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