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花火大会 2
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「うわぁ、やっぱ結構人いるな」
さすが夏の風物詩、祭と花火。
右を見ても左を見ても人、人、人。
正直人混みは苦手だ。既に人と熱気に酔って気分が悪くなっていた。
「優、顔色悪いな。俺飲み物とか買ってから行くから、先にこの上の神社行っといて。あそこなら人少ないだろうし」
「…そうする。鳥居の前で待っとくな」
「うん、じゃ後で」
そうして翔と別れて俺は人混みを縫いながら神社に向かっていった。
誰かに見られてるとも知らずに
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