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同棲結婚について
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では記念すべき本編一項目は『同性結婚について』を書かせていただきます
同性結婚といえばつい最近日本でも東京都渋谷区でも同性カップルへの証明書が発行されることになりましたね
横浜でもその条約を施行するか検討しているらしくて日本でも同性愛者の方の権利が少しでも認められて住みやすい国になればいいなぁと思います
日本、治安も良いし国民性も真面目だし少し不況うんぬんはあったりするけどすごく住み心地のいい国だと思うんですよね、ご飯おいしいし…ジャパニーズサブカルチャー素晴らしいし…
とにかく同性婚は今までの文化や歴史的背景や宗教等で認められづらいにしても同性を好きでいるって言うことを認めるぐらいはいいんじゃないでしょうか?
ちなみに同性婚を認めてる国は…
オランダ(世界初の同性婚合法国)、フランス、イギリス、ベルギー、デンマーク、ポルトガル、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、アイスランド(当時首相だった女性が同性愛者でした)、アメリカ(マサチューセッツ州、ニューヨーク州、メリーランド州、ハワイ州など34州)、アルゼンチン、カナダ、ウルグアイ、南アフリカ、ニュージーランド、エストニア(2016年より)、ルクセンブルク(2015年より)、ブラジル、メキシコ(地域による)
登録パートナーシップなどを持つ国・地域は…
フィンランド、グリーンランド、ドイツ、ルクセンブルク、イタリア、サンマリノ、アンドラ、スロベニア、スイス、リヒテンシュタイン、チェコ、アイルランド、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、オーストラリア(州による)、イスラエル、ハンガリー、オーストリア、クロアチア、マン諸島、ジャージー諸島、ジブラルタル、マルタ、エストニア
となっています
世界の約20%が同性愛者の結婚またはパートナーシップの権利を認めているわけです
近々後者に日本が入ってくるわけですね
私の友人の同性愛者カップルは結婚するためにわざわざカナダへ移住してきました
ではそもそもなぜ「結婚」や「パートナーシップの権利認定」が必要なんでしょうか?
別にただ単純に結婚してるって事実は欲しいわけではないのです
これは異性間のカップルにも言えることですがたとえば…ここからは私の創作に登場する銀と学を使って説明させていただきますが…
銀と学が成人し(仮に25歳の一般的な会社員としましょう)、同性間の結婚もパートナーシップも認められていない日本で結婚はできないにしろ愛し合っているので同棲しようとしたとしましょう
銀の名義でマンションの一室を借りることにしました
その時にマンションの大家さんとしてはちゃんとした安定した収入があり、身元もしっかりしている人に入居して欲しいので書類を銀に書かせます
その時に『同居人』の欄を書かなくてはいけません
「こいつの給料じゃそのうち家賃滞納されるな」とか「まだ大学生なのに同い年の異性の同居人がいるのか…」とか「学生同士シェアルームするつもりか」等をハッキリさせるためです
もちろん大家さんの性格等にもよりますがやっぱり綺麗に使って欲しいでしょうしトラブルの少ない人の方が大家さん的にも嬉しいのです
ここでもし銀と同居する相手が銀の奥さん(女)でありちゃんとした夫婦という証明があれば大家さんも「新婚さんが住むんだな」と安心して部屋を貸すことができます
でも「25歳の会社員で男二人」だとどっからどう見てもシェアルームする気にしか見えません
大家さん的にもお酒飲んで深夜に大声で騒がれたり、テンションあがってもの壊されたりされてはたまりません
もしもっと厳格な大家さんだとどういう関係か聞かれることもあるので「恋人」だと説明しなければいけません
そうなってくるとやっぱり住まわせたくないと思う人が増えてしまいます
別に同性愛者だからという意味だけではありません
「25歳の新婚夫婦」と「25歳未婚の男女」だったとしても後者の方が今後のトラブル(別れ話で物が壊れる、この女性と別れ新しい女性が入居するなど)が多そうですよね
そのほかにもたとえば銀が重い病気にかかってしまったとします
命に関わるような病です、そんなときに銀の主治医が手術の話を持って来たとします
成功すれば仕事にも復帰でき今までと変わらない生活が送れるようになるそうです、ただ失敗の可能性もあり最悪の場合死に至るかもしれません
そんな状況になった時、もし銀と学の間に「夫婦」という関係があれば学は手術の同意書にサインをすることができます
でももしいくら愛し合っていても同性なので「夫婦」という形態がとれず「恋人」のままだとしたらいくら銀と学がお互いを信頼し愛し合ってたとしても学は書類にサインできません
所詮は「他人」という事なのでわざわざ銀の家族がサインしに来なくてはなりません
銀の両親は海外に住んでいる上、唯一国内にいるかもしれない兄はちゃらんぽらんで連絡が取れないのでどうしようもなくなってしまいます
と、こんな事情から「結婚」や「パートナーシップ」が「国」または「市」などの公的な場所から認められていることはとても大事な事なのです
なので日本で結婚できなかった同性愛者のカップルは養子縁組を組むという方法でお互い内縁関係を築いていたんですね
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