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はぁ… 春夜視点
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裕が、くそ真剣に何かを考えている
まぁ、考えてることはわかるけど。
俺はしんを見ながら呆れた。
はぁ、なんでこんな馬鹿なの?
俺は教室に戻った後、好きな人のヒントくれ、とひつこく言ったきたしんに、
「裕のことを1番よくわかってる人」
って言った。
したらずーーーーっと考えてる。
本当に馬鹿なの?
そんなのお前しかいないのに。
それに、そんな人いるとしたら俺だよ。
はぁぁぁぁぁあ…。
「ねぇ、ねぇ、…裕?聞いてや」
「ぅ~ん、でもあいつはちげぇし…」
…ちょっと( ・᷄ὢ・᷅ )
そろそろ良くない?
考えて、30分は経ってるよ。
それに、当たるわけない。
裕はきっと女子を考えてるに違いない。
ばかだなぁ…いつ俺が女って言ったよ…。
「なぁ!お前の好きな人って、何組?」
「はぁ?…そぉだねぇ…この、組?」
「まじでか!!!!!!」
はぁ、、まさかまだ気付かないか…。
てか、何気づいてもらうこと期待してんだろ…。
まぁやっぱ好きな人には気づいてほしぃよな。
はぁぁぁ…なんか、切ない泣
「ねぇ!!もぅいいから!もぅちょっとで休憩終わるよ!?!?」
「あ?あ、あぁ。そぉだな…」
こいつちゃんと聞いてねぇな。
まぁ、、でも…
俺はこいつのこーゆー、一つのことに全力になるとこが
好きなんだけど…な。
たまに思うよな…。
あぁ、好きだなぁ、ってしみじみ。
そんなことを思ったところでしんは気づかない。
俺の気持ちは届かない。
むしろ辛くなるだけ。
だって俺のモノにならないのは、わかってんだから。でもほんとは…
きづいてほしぃ。でも、きづいてほしくない。でも、きづいてほしぃ。きづいてほしくない。きづいてほしぃ。きづいてほしくない。きづいてほしぃ。きづいてほしくない。きづいてほしぃ。きづいてほしくない。きづいてほしぃ。きづいてほしくない。きづいてほしぃ。きづいてほしくない…なんで、なんで、なんで…。
「なんで…」
「ぇ?なんか言ったか?」
「ん?なんか言ったか?」
「いゃ、なんも言ってないならいいけど…。なんか、「なんで」って言ってたぞ?」
「ぁ、そぉか?多分空耳だよ。」
「そ、そぉか。」
やべぇ…声に出てた…。
はぁ、そろそろきついわな…。
この馬鹿のおかげで。
この先も、苦労しそうだ。
そんなこと思いながらも、この先、なんて言葉が出ただけで、この先もこいつと居れると思っただけで、さっきまで悩んでたことが消えてった。
はぁ、俺も単純だな…。
俺は、思わず笑ってしまった。
「…お前、なに笑ってんだよ」
「ぇ?なんでもねぇよ。」
「気持ち悪りぃな…」
「ははっ」
あぁ、この先も
楽しみだ。
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