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周り、目
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「良かったな」
今は昼休憩。
飯を食うのに屋上に行った。屋上には毎日俺たち以外には人はいない。
美咲は口にパンを頬張りながら言った。
「…おう」
「これからは堂々とイチャつけるな。」
「…おう」
「いや、つっこめって」
「…おう」
「〜〜…!なんだよ!」
「…えっ?急にどうしたんだよ」
「こっちのセリフだわ!」
「なんのこと!?」
「ぼーっとすんなってことだよ」
「別に…してねぇよ……」
「ふーん」
否定はしたものの、確かにぼーっとしている。とゆうか、考え事をしていた。
クラスのみんなからも祝福され、なにが不満なんだ?って思うかもしれないけど、……やっぱり、どこかでは俺たちのことを悪く言うやつもいる、と思う、という本音。
俺は、子供の頃から人の目をすごく気にしていた。友達の目、大人の目。
その原因は、小学生の頃に受けた、軽いいじめだった。遊んでいた友達の肩にぶつかった時、その友達が階段から落ちて腕を骨折してしまったのだ。その時も、本当に申し訳ないと思った。いじめが始まったのは次の日から。「うわ〜、◯◯くんのうでおったんだってさ〜。こわいよね〜」。毎日のように言われ続けて、日に日に友達は減って行った。
その頃から、俺は周りの目が怖くなった。
だから今も周りの目が気になって仕方ない。
周りの目を気にしている俺は、高校に入った今でも、決して友達が多い方ではなかった。
「おい。なに考えてんだよ」
「いや、なんでもない」
「嘘をつきなさい」
「ほんとだって」
すると、ふわっと体を包まれた。
ーーーぎゅ
「あっ!えっ!な、なに!?」
「だって…裕が俺に言ってくれないから」
「ほ、ほんとになんにもないってば!」
「………言わないと、ここでえっちなことするよ?」
「はっ!!?なにいってんの!お前!!おい!やめろっ!!」
シャツの中に手を忍び込ませた。
俺の腹をスススとなでる。
「じゃあ、言って」
「~~~~!!!わ!わかった!」
「はいっ」
美咲は、パッと手を離した。
「……た、ただ、周りの、目がさ、気…になるじゃん……」
…………沈黙。
「…な、何か言えっっっっ!!」
ーーーちゅううっ
「んむっ!んっ!っや!」
「…」
な!何考えてんだこいつ!!
つか、美咲があまりに舌入れてるから、しゃ、べれない…。
「んっ…ふぅ…んぁっ…んっ!」
ずっと舌を吸われ、嬲られ、へろへろになった、俺。
恥ずかしい〜〜/////
「んっ、ぷはぁ…!」
ーーーーちゅ
「ふぁ?」
「すーーっき、」
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