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16 礼央side
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はぁ〜。なんて、最高な日なんでしょう。
この学校に入る人は少なくとも顔が整って居なければ決して裏口だろうと入れ無い。
受ける人も気紛れで受ける人も多い。
でも、今年は当たりだね。瑠衣君に出会えたのだから。
僕は、瑠衣君達と別れて上機嫌で生徒会室に入ると、
『あはぁ〜〜。イイ〜。気持ちイイ〜。』
「潤美居たんですか?って、何をやってるんですか⁉︎」
「何って、発売されたばっかの『月に寄り添う乙女の作法2』略してつり乙2ですけどそれが何か?」
「何かじゃ無いでしょ⁉︎何でそんなゲームをココでやってるんですか⁉︎」
「部屋も積みゲーばっかだし、ココで消化しようと思ったんで。あぁ。仕事は終わったんで、礼央は帰って良いよ。俺がやっとくから。」
「あ・・そう。分かった。じゃあ、お言葉に甘えて。また明日ね。」
バタン
『はぁ〜、番外編のルナ様やっぱりお優しい〜‼︎きゃあ〜〜。りそなも相変わらずだなぁ〜。』
彼、渡良瀬潤美は、普段は殆ど喋らない。その為、喋ったらレアだと言われてる。
でも、あるジャンル、つまりエロゲに関する話だとたかが外れた様に喋り捲る。
僕はあの系の話は一切分からない為理解不能だ。もしかしたら分かる人が居るとは思うが、皆普段が喋らないから今は無理だよね。
上機嫌がかなりテンションが下がってしまった。
(表示された『月に寄り添う乙女の作法2』は、本当に発売されてます。ここには腐女子ばっかですが、チェックしたいのなら、この名前で検索すれば出てきます。最初に言ったとおり、エロゲというのも本当だからね。)
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