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反撃レベル1②
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いいことを考えてるついた俺は、ニヤつくのを抑えつつ、早速実行を始める
「獅音ー…」
名前を呼びながらそっと獅音の首に手を回す
「……は…?……な、に…」
くくっ……驚いてる驚いてる
…このまま上手くやれば恥ずかしがって、俺の思惑どーり!!真白くんすごい!!ってなるくね?!
うしっ!俺が恥ずかしがんねぇよう頑張って、あいつを恥ずかしがらせてみせる!!!
「んー………やっぱり、眠い…」
首に回した手できゅっと獅音に抱きついて、獅音の首筋に顔をうずめる
「…眠いなら、横になって寝たら?」
…………くそっ!
そうくるか……こいつ、やるな…
つか、せっかく抱きついて眠たいつってんだからココこそポンポンせんかい!!!!
俺の力ナメんなよ!!!!こんなんで終わりじゃねぇんだかんな!!見てろカス!!!!
「んー………」
次はどうすっかなー…なんて考えつつ獅音に擦り寄る
……いい匂いすんなこいつ…
香水とかつけないはずだからボディソープ?……家きたとき髪少し濡れてたもんな、風呂入ってきたのか……
呑気なこと考えて擦り寄ってたら、さらりと、髪を梳かれた
「………ベッドで寝なさい」
……ビシッ…
撫でてくれんのかと思ったらデコピン?!痛いよ!!?おこだよ真白くん!!!…………おえっ……キモ…
…………てか、ベッドで寝ろだと?!実際は眠くないし!!お前を恥ずかしがらせるためだし!!…くっそー…さっさと照れさせてやるわ!!!
ベッドで寝なさいならベッドで寝ましょうだ!!!!!!!!!!
「……痛え……さっきされたデコピン…めちゃくちゃ痛い……泣くかも…痛いよー」
特にそんなに痛くもなかったけどすごく痛そうなフリをしてグリグリと獅音の首筋に顔を擦りつける
「そんなに………わりぃ、だい「大丈夫じゃなーい!!!…………これは獅音も一緒に寝てよしよししてくんねぇと眠れなーい…………な?…一緒に寝よ?」
キタ!!!!!!!
ここであれだ!!!!上目遣いというやつだ!!!!!!!蝶羽の少女漫画で読んだから知ってんだぞ!!!少し潤んだ目に上目遣いなるものが胸キュンになんだろ?!
真白くんを侮ってもらっては困る!!俺だって上目遣いの一つや二つ楽勝だぜ!!!
「……べつ、に、いいけど…」
………あ、れ…?…あれれ?!
驚いた顔しただけ?!上目遣い効果なしか?!俺にそんな甘っちょろいもん効くかってか!!?
「………ほら、寝ろ……」
…………ナデナデ……ポンポン…ナデナデ…ポンポン…
幼稚園児を寝かせる先生の如く規制正しいリズムでポンポンされてるわけだが…………照れろよ!!!!
実際は眠てぇわけじゃねぇんだよ!!!!この、
「バカやろぉぉぉぉぉおおお!!!!」
……ドカッ!!!!!!!
「ッ!!!……痛ぇ!……え、えぇ?!なんで?!なんで殴られたの俺?!眠いんじゃなかったの?!痛いんだけど何してくれんだこの馬鹿マシュマロ!!」
無視だ無視。さっそく次の作戦に移らなければ………
「…………何がやりたいんだあの馬鹿…」
ライオン君も大変なのです
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