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触りっこ
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……ガチャン
ベットで足をバタバタさせてみたりして気を紛らわせてると、部屋のドアが開く音が聞こえた。
「……何やってんのお前…」
「~~ッ!!なんでもねぇよ!てか遅ぇよカス!」
髪も濡れたままで、シャツも着ないでスエットだけ履いて風呂から上がった獅音が、ベットに座った。
「はぁ?!いや、めっちゃ速かっただろ!!髪も乾かさずに来たんだから10分15分くらいしかかかってねぇよ!!」
「5分で来いよ!!気合入れて洗ったらいけるだろ!!」
「無理だろ!!絶対それ洗えてねぇよ!!アホかお前は!!」
…まぁ、速かった…のか?
俺は30分くらい待ってた気分だったんですけど!!!
タオルで濡れた髪を拭きながら、別にどうでもいいような言い合いをする。
……俺とおんなじ匂いがする…。
俺んちの風呂に入って、俺んちで洗濯した服…そりゃ、おんなじ匂いもするわな…。
風呂あがりでしっとりした肌や、半乾きの髪から俺と同じ匂いがして、なんでか分かんねぇけど胸のとこがぎゅぅー…ってなった。
……なんか、手を伸ばして触りたくなる…。
「……ん…?………なに、ペタペタペタペタ。……なんか付いてんのか?」
「……いや、部活やめても筋肉ってあるもんだな…と…」
ベッドに寝転んだままペタペタと獅音の背中を触ると硬くて、腕とかも筋肉ついてて羨ましい…。なんか、こう、男らしさなるものを感じるな。…俺とか筋肉とかつきにく体質だし、まず筋肉つくようなことするの大嫌いだし。
「アホ。運動しなかったら筋肉落ちるに決まってんだろ。…お前も少しは筋トレくらいしろよマシュマロ」
「……え……やだ…てか無理…腕立て伏せとか一回もできたことねぇからな」
「軟弱すぎんだろ…腹とか足とかなんかふわふわしてんぞ…あ、ぷにぷに?」
少しこっちを振り向いて俺の腹や足を触ってきた。…ぷにぷにはねぇだろ…そんなに太ってねぇぞこら。
「うっせぇ。……なぁ…前も腹筋とか胸筋とかもある??動く??」
「……ガチムチマッチョじゃねぇんだから無理。部活生並みにはあるんじゃね?」
体をもぞもぞと動かして仰向けの状態で、獅音の前を覗きこんで腹筋やら胸筋やらをまたペタペタと触る。
「…おー…かてぇな…………おりゃ」
「うッッ!!?お前!アホか!いきなり力入れて鳩尾殴んなよ!!殺すぞ!」
腹筋ってかてぇなー…とか思いながら、殴っても痛くないんかな?という好奇心が湧いて鳩尾を殴ってみたらやっぱり痛そうだった。
「なんだよ、やっぱ筋肉あっても鳩尾殴られたらうっ!ってなんのな…………わ、っちょ…ひぃ、ぅン!」
「…なんだー、最初は感じないとか言ってたのに最近は服の上からでも乳首感じるようになったのかよー。…エッロ」
さっきまで腹とか足とか触ってた手が上に上がって服の上から擦ったかと思えば少し勃った乳首をきゅっと摘まんできた。
…ぁ…ふく…擦れて…きも、ちぃ…
獅音はまだベッドに座ったままで、獅音のほうに体を向けて寝転んでいた俺の乳首を弄ってる。服越しに刺激されてもどかしいのに、強く摘んでクリクリ捏ねられると口が開きっぱなしになるくらい気持ちよくて、ビリビリと下半身も反応が伝わる。
「…んっ、ふ…ぅ…はぁっン……あ、っあ、ぅ…」
ただ乳首弄られてるだけなのに熱っぽい声がでて、腰がくねって、それでも獅音に触れてたくて、獅音が自分の体を支えている左手に縋るみたいに手と頬を寄せる。
でも、俺ばっかされっぱなしは嫌で、おずおずと獅音のスエットに手を伸ばす。
「…っ!?…なに…え……」
「はぁ、ぅ…俺ばっか…や、だ……っん、ぁ」
伸ばした手で獅音のものを揉んで少し硬くなってきたら、スエットの中に手を入れて直接触る。
「…んっ、く……おっきく、なったぁ…」
「っ、うっせぇ馬鹿…。……お前だって乳首捏ねただけで腰くねらせて下勃たせてんだろ淫乱マシュマロ」
座っていた体をベットに乗せて、乳首と一緒にちんこも触ってきた。スエットの上から優しく撫でるように何度も触られる。
……なんか、触りっこしてるガキみたい。
「…ひぃぁ、ンっ…はぁ…はぁ……アッ、あ……もっ…とぉ…」
焦らすみたいに、イっちゃうくらい気持ちいい俺の好きなとこには触れてくんなくて、そこを避けるみたいに触られて、変に気持ちいのが続いて目がトロンとする。
「…ほら手休んでるぞ。自分からやり出したんだからちゃんとやれよ」
「…はあっ、ん…ん…」
上手に触って獅音のこと気持ちくできたら、もっと触っていっぱいイかせてくれるかな…、なんて考えで頭がいっぱいになって、気持ちくできるように一生懸命がんばる。
「…さっき風呂行く時も、今も、こんなになって誘って……シたいってことでいい?」
上を見上げると、少し意地悪そうな顔でさっきまで乳首を弄っていた手で俺の髪を梳く獅音が、腹立つくらい綺麗で、それがまた俺の体を疼かせた。
「…んっ、ん…ぅ…シた…い……はぁ、あっ…ン」
火照る体で頷いて、誘うように獅音のものを扱く。
「…なんか、エロいなこれ」
俺の髪を梳きながら獅音が言うのをポヮーっとする頭で聞いてた。
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