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甘やかしたい
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獅音side
「…んっ、ふ…く…ぅ……んん」
「……………」
虎羽が隣の部屋にいた事を思い出して、声を抑えるために服噛ませたはいいけど、………なんか……視界的に?…我慢してる感じが………エロさを増してる気がすんだけど……。
それに、さっきもなんか言い合いしてる時にポロッと言った言葉に真白の声が落ち込んだきがするから、地雷踏んだかと思って弁解すべく"痛くさせてるの反省してる"とか"抱かれるのが嫌なら別に俺が下でもいい"とか言って、俺なりの好意をもって抱いてて、ちゃんと好きだってのを伝えようと頑張ってみたわけですが、勘違いだったみたいでとりあえずホッとした。
もしほんとに地雷踏んでたとして、きっとこいつはまた腹立つようなこと言って誤魔化して、一人になった時に思い出しては落ち込んで泣きながら寝るんだろうな…なんて幼馴染みの勘はこういうとき役に立つ。
「…ふぁ、あっ…んん…んく…ぅ、ん」
…俺は…俺の腕の中だけでこんなに可愛い顔しやがるこいつのことがたまらなく好きで、むかつくけど心底惚れてて、人に優しく自分に厳しく精神であろうこの馬鹿を尊敬してる。
俺が下でも構わないって言った時、痛いの怖いくせにって言ってわしゃわしゃと髪を撫でてきた馬鹿だってほんとは怖かったはずなんだ。痛いのは俺と同じくらい苦手なくせに、こいつは初めてで痛かったことを後悔してないと言ってくれた。
マシュマロのくせしてこういうとこは強くて硬い。本当は甘えたがりのくせに、蝶羽は我儘っ子で泣き虫、虎羽は体が弱くて入退院を繰り返す生活。そんな双子の兄貴で、親は仕事で忙しいしでも兄ちゃんだからって年一つしか違わねぇのに双子の面倒見て、自分だって年相応に甘えたかったはずなのに我慢してたのを俺も蛍も知ってる。きっと双子も分かってる……だからこそあんなに兄ちゃんっ子に育ってるわけだ。
「…んん…ぅ、ん…ふっ、くぅ…んぁ」
「……ん?……なに?」
「……はふ、ぅ…んん……し、お…ん…」
「……………」
噛んでた服も、いつの間にか口から出て真白は片手で口抑えて声出すの我慢してる。そんな時に俺の名前呼んで……無意識なのか計算なのか、どっちにしろ俺が煽られてるのは間違いない。
さっき自分で言ってたように、挿れられるの死ぬほど気持いいから譲ってやんねぇっていうのはあながち嘘じゃないと思う。……敏感すぎるのか、身体を弄るだけでも飛ぶくらい感じやすいし、快感に弱くてきっと好き…。
挿れてる俺からすれば、あんなこと言われて、俺の腕の中で快感に震えてるのをみて嬉しくないわけがない。
何度も言うけどこいつのことマジでむかつくし殴ってやろうかぐらいには思ってんのに、これがなんでか好きになって男抱いてんだもんな……。
「…んぁ、アッ……しお、ん……も、…もぉ……む、むり…ぃ……声……がまん、でき…ない…」
いつもあんな腐れみたいな口のききかたする馬鹿が、こんなにだらしなく口の端から涎垂らして身体のいたるとこ反応させまくって可愛い声あげてんだもんな……そりゃ甘えさせたくなる……と思う。
「あっ、ん…こ、こえ……出したい……おね、がい…もう、我慢できない…から、ぁ……んっ…アッ…」
「………お願いって…俺に何をお願いしてんの?何も聞いてないけど?」
「…うっ、ぅ…ん……いじわ…る、すんなぁ…っ」
「…意地悪した覚えはねぇんだけどな、なんのお願いなのって聞いただけだろ?」
甘えさせたくもなるけど、煽られて理性保とうと我慢してる分ちょっといじめてやるくらいバチは当たんねぇと思う。あんなこと言って意地悪されるって分かってやってんのか?……こいつのエロさは未知数だから分かんねぇけど、これが計算だったとしたら俺、負けるぞ…。
俺は言わせたいのに、意地悪すんなよって俺に抱きついてくるあたりもう…ねぇ…?……こいつには言わないけど可愛すぎて、つい望まれてるであろうことをしてやってしまう。
「……っん…ふぅ、ん…く…ぅ……んんっ」
…あー……キスしてほしいって自分で言わせるつもりだったんだけど……
「…んっ…はぁ、ん……獅音……し、お…んっ」
「……なに?」
満足そうにふにゃって頬をゆるませて俺の名前を呼んで、何でか分からないけど髪を撫でられる。
声我慢できないって言ってるくせに、無意識なのかもっとって強請るみたいに腰が揺れてる。
「…んっ…んは…んぁ、アッ……んん」
キスで口塞いで声我慢させるのもいいけど、やっぱ気持ちよさそうに喘いでる声聞きてぇな。
…本人気づかれてねぇと思ってんのか、反応しまくってる自分の身体みて興奮してたの俺知ってるんだけどな?……今度ビデオでも撮って見せてやっかな、撮られてるとき顔真っ赤にして殴りかかってきそうだけど、まんざらでもなさそうに感じてんだろうな…むしろ興奮要素?いつもより凄そう…あいつ俺のこと変態とか言うけど自分も結構なもんだと思う。
「…声、我慢すんのやめる?」
俺がもう弄りまくって真っ赤に大きくなってる乳首をきゅっきゅっと摘みながら聞く。
「…アッ、アッ…んっ…ぅ…で、でも…隣に…聞こえる…っ、か…ら…っぅ、ん」
きゅって乳頭を摘んでちょっと捻るたびにビクンッビクンッて反応して、ズボンを苦しそうに押し上げてるちんこの先からはまた我慢汁がトプン…って量を増してるはずだ。
きっとこのままこの部屋で最後までしたら声我慢してる途中で飛びそうだな…それはそれで可愛いけど。
「……俺の部屋行く?」
「…んっ、ん……い、くぅ…」
どうせ今日も家誰もいねぇしこの時間なら誰にも会わないだろうし、おんぶして家まで連れていけるかな……
こいつももう限界みたいだし…
「…はぁ、ん…ん……あっ、ぅ…ひゃ、っ!」
「……イッてから俺の部屋行きたい?」
さっきまで弄りまくってた乳首をペロッとなめてちゅぅ、と軽く吸い付く。俺と同時にズボンの上からツーっと裏筋を指先でなぞる。
「…んアッ!…ら、らめ…俺…イッちゃ、うとき…声…我慢できない、から…いま…は…らめぇ…っ!!」
「……俺の部屋行くまでにおんぶされてるとき勝手にイッたりしねぇって約束できる?」
「んっ、うん…や、くそ…く、……イかない…っ…から……も…ぉ……ちくび、しゃわん、ない…れぇ…」
「…………」
あー、もう明日から少しは乳首絆創膏貼ってないと駄目そうだな。……そうしたの俺だけど。
女の子みたいに乳首弄られてトロットロになってちんこからは我慢汁だらだら垂らしてイク寸前で我慢してんだろうな、と思うと可愛くてしょうがない。
「…なぁ…しお、ん…早く…っん…部屋…いこぉ…」
「…………んー」
俺の前だけこんなになるこいつが可愛くてならないので、日頃俺には反発しかしないで甘えるのすらも我慢してきたこいつを甘やかし甘やかして…俺にだけ甘えるようになってもっと強請るようになったら最高だな…なんて考え、こいつは知らずに実行することになんのかな……それもアリか。
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