アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
遊園地で迷子…!? -コラボ- 7
-
波留とユキを探している最中、清達は妙な事を耳にした
「あの子達大丈夫かな…」
「でも、声掛けずらかったし…」
道行く人達がこそこそと何かを話している
(…??)
清が周囲の人の声に耳を傾けた
「可愛い顔してたし…小さい子連れてたよね…」
「やっぱり、誰かに言いに行った方が…」
「その話、詳しく聞かせてもらえるかな?」
確信を得た
清はさっと動き、女性組できていた人達に近寄ると話を聞こうとする
「え、ぇっと…」
急な出来事で頭が追いつかないのか、女性の一人がどもってしまう
「実はさ、俺達探してる人がいるんだ。…どうにも見つからなくてさ…もしよかったら情報をほしいんだけど…」
ホスト経験で培った技を使って清は女性から情報を聞きだす
「あいつ、本当に凄いな…」
それを見ていた猇は清の姿に空笑い
「だな…、たまにすげえなって思う」
清が困っているという事が解ったのか女性達は素直に情報を教えてくれた
「えっと、小さな子を連れてて…顔が可愛かったです。女の子かなって思ったけど、俺って言ってたので多分男の子かと…結構華奢だったしガラが悪い人達に囲まれてたから心配ではあるんですが…」
自分達では不安だ
そんな思いが顔やしぐさから感じる事が出来、清は笑顔でこう続ける
「ううん。教えてくれてありがとう。その人達は俺等が助けに行くから大丈夫だよ。」
その笑顔に安心したのか、ペコリと頭を下げて女性達は去っていった
「猇、命。行くよ」
「言われずとも解るわ阿呆」
「早くいかねえとやべえんじゃねえの…?」
そして、向かった先には案の定、波留と命の探しているユキがいた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
26 / 29