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紫原君へ
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こんにちは、黒子テツヤです。
君は今、僕を恨んでいるのでしょうね。
でも、構いません。君がこれを読んでいる時、僕はこの世にいないでしょうから。
そこで、君にお礼を言おうと思い、この手紙に書くことにしました。
紫原君、僕にお菓子を下さって、ありがとうございました。僕を認めて下さってありがとうございました。僕と一緒にバスケをして下さってありがとうございました。
僕は君たちを恨んでいません。むしろ大好きです。一緒にお菓子を食べたり、喧嘩したり。とても嬉しかったです。君といることができて、本当に嬉しかった。
最後に、僕と喧嘩ばかりしていた君に、僕から我儘があります。
僕が、いなくてもバスケ続けていてくださいね。皆さんと仲良くしていてくださいね。
僕の我儘が叶うことを願っています。
紫原君、ありがとうございました。そして、さようなら。
紫原君、バスケ続けて欲しいです。本当は好きなはずなのに。いつか、気付くことかできると信じてます。《ズズッ
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