アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4
-
《西谷目線》
はぁぁぁ。今日の部活行きにくいな…。
最後の授業に出る気はなく、部活までの間サボろうと部室にやってきた。
一眠りしようかな?そう思い寝転ぼうとしたその時…
ガラガラ
!?
『旭…さん?』
すごい顔をした旭さんがズカズカと俺の前までやってきた。
『西谷…』
『はい…』
俺はすごい剣幕で立っている旭さんにちょっとビビりながらも座り直す。
『俺はお前が好きだ。』
『えっ?だって…』
『だってなんだよ?』
『旭さんは、スガさんか大地さんが好きなんじゃ…?』
『誰だよ、そんな適当なこと言ったのは?』
そう言いながら旭さんは笑っている。
『俺が勝手に思ってたというか…なんというか…』
『なんだよそれ…勝手に決めるなよな。』
『旭さん…』
『西谷…まだ俺のこと好きか?』
『当たり前じゃないっすか!!!』
『こんな小心者で頼りない俺でも?』
『俺が守るっす!!!』
『ハハハ。頼もしいな!!』
そう言って旭さんは笑いながら俺の頭を撫でてくれた。
『じゃぁちゃんと言わなきゃな。』
『何をっすか?』
『西谷、俺と付き合って下さい。』
そう言いながら旭さんは手を前に出し頭を下げた。
『もちろんっす!!!』
そう言い、俺は旭さんの手を握った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
92 / 556