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《田中目線》
ノヤッさんは怖さのあまり眠れないのだと思い込んでいた。
だから手を繋いで安心させてやろう。
そう思った。
焦ってるノヤッさんの手を無理矢理ギュッと握って言った。
『ノヤッさん、怖くて寝れねぇんだろ?』
『ちげぇよ…。』
『『…』』
沈黙が続く。
ドサッ!!
!?
急に俺の上にノヤッさんが馬乗りになった。
『ノヤッさん何して…』
『龍、お前が悪い。』
そう言ってノヤッさんの顔が近づいてくる。
フワッと触れるだけのキス…
『ノヤッさん…』
『龍、お前さぁ、俺がどんだけ我慢したと思って…んんっ…!!』
今のキスで俺の理性は吹っ飛び、ノヤッさんの腕をグイッと引っ張って強引にキスをする。
唇を割って中に舌を入れ、クチュクチュと掻き回す。
『んっ…んふっ…』
ノヤッさんの漏れる息にもっと興奮する。
キスをしながらノヤッさんと反対になる感じで布団に組み敷いて唇を離す。
『ノヤッさんが悪い…』
『なっ…』
『俺ずっとノヤッさんのこと好きだったんだぜ?でも我慢して我慢して…』
『龍…俺もなんだけど…』
ノヤッさんの告白に俺の心臓は飛び跳ねて喜んでいる。
ドキドキドキドキお互いの心臓の音が響き渡る。
お互いに見つめ合ったら自然とすることは一つ。
最初は触れるだけのキス。
何度も何度も繰り返したら噛み付くようなキスに変わって…
『んんっ…んっ…はぁ…』
お互いの漏れる息が自分達を昂らせていく…
と、その時…
『影山コラァ!!やんのかァ!!!!』
と、日向が叫びながらムクッと起き上がった。
俺は焦ってノヤッさんの上からバッと飛び降りる。
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