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《西谷目線》
あっ…忘れてた。
日向も一緒の部屋だったということをすっかり忘れていた。
幸いにも寝ぼけていただけらしく、またすぐに眠りについたが俺たちは完全にビビって固まってしまった。
『バレて…ねぇよな?』
龍が聞いてくる。
『日向だから大丈夫だろ。』
『それもそうだな。』
お互いに顔を合わせ笑った。
それから…俺たちは恋人同士になっても変わらぬ友情関係を築いていくことを約束した。
『でもさ、ノヤッさん!!』
『ん?』
『友情関係って…それじゃこの先できないんじゃ?』
『できないって?』
『セック…』
『バッ!!龍!!コラ!!そんなこと口にすんな!!!』
『でもさぁ…』
と、言いながら口を尖らしている。
『そんなにしたいのかよ…』
『おう!!ノヤッさんとだからな!!したいに決まってる!!』
『直球だな…』
『ノヤッさんは?』
『し…たい…』
『したいのかよ!!!じゃぁ今度、約束な!!!』
約束ってなんつー約束だよ!!そうツッコミたかったが、ニカッと笑う龍が愛おしすぎて静かに頷いた。
end
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