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《影山目線》
『お前何言って…んんっ……!?』
俺は部活終わりに先輩達を見送って部室で着替えていると、急に日向に告白された。
日向のことは実は俺も大好きだったし、嬉しかったから俺も好きだとすぐ伝えるとイキナリ襲われたわけで…
二人きりの部室で、急に近づいてきたと思ったら急に押し倒された。って言っても日向は背もちっこいし、力も俺より弱いから尻餅止まりだったんだけど…
尻餅をついた俺にジリジリと近づいてきて耳朶を噛まれた。
そこから広がる甘い痺れに俺は変な声を出してしまった。
すぐに耳が弱いのがバレたと思ったら次はキス。
もう俺の頭がついていかない…。
『んっ…んんっ…ちゅ…んはぁ…』
くちゅくちゅとか、ちゅっちゅっとか…
時折漏れるお互いの甘い吐息に耳が反応して興奮する。
唇を離すと二人の間に銀色の糸が伸びていていやらしい。
日向の唇を見るとお互いのよだれで艶かしく輝いていた。
『影山…』
『なんだよ。』
『なんか今のキス、気持ちよかったな。』
『お、おぅ…』
なんでそんなに素直に感想言うかな…
確かに俺も同じこと思ってたけど。
俺は日向のこういう素直なところが好きだ。
みんなが言う変人速攻は、日向が俺のトスを素直に信用して飛び込んできてくれるから成り立つ攻撃だ。
俺も素直にならなきゃ…そう思うけど無理なことはたくさんある。
『なぁ影山。』
『ん?』
『もう一回…しよ?』
『…』
俺は何も言わず頷くだけで日向のキスに応えた。
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