アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
東峰×西谷 Part3
-
《東峰目線》
『おぉー!!翔陽ナイス!!!』
『西谷さん!!ナイスレシーブ!!』
ガバッ!!!
『スガさんナイストス!!』
『おぅ!!西谷もナイスレシーブ!!』
ガバッ!!!
………
あのナイスの後の抱擁がいちいち気になる。
気になるというか、気になって仕方が無い。
あれいるか?ハイタッチでよくない?
俺はそんなことばかり考えている。。。
『旭さんナイス!!!』
パチン!!!
で、なんで俺にはハイタッチなんだよ…(苦笑)
こんなことばかり気にする俺…
また西谷に旭さん器がちっさいとか言われるんだろうな…
『じゃぁ、今日の練習終わり!!』
『『『ウーッス!!!』』』
『翔陽、今日一緒に帰ろうぜ!!』
『うっす!!』
『肉まん奢ってやる!!』
『あざーす!!さすが先輩!!』
『おう!!可愛い後輩のためだからな!!』
そう言いながらガシガシと日向の頭を撫でる西谷を見てる俺。
『おい、ストーカー。』
『うわっ!!大地か。ビックリさせるなよ…』
『あぁ…なんで俺と帰ってくれなくて日向と帰るんだよ…って顔だな?』
『…』
『マジか!?図星かよ!!!』
俺はコクンと無言で頷く。
『一緒に帰ろうって言えばいいだろ?』
『言えない。』
『なんで?』
それを聞いたスガも話に入ってくる。
『だってさ…あんまり一緒にいたいとか言うと、旭さん女々しい!!とか、重い!!とか言われそうだし…』
『『……』』
大地とスガも確かに…というような顔で頷いている。
『でもさ、あぁいうの見てて旭はヤキモチ妬かないの?』
スガが聞いてくる。
『妬くに…決まってるだろ…』
そう、俺は結構なヤキモチ妬きだと自分でも思う。
現にナイスの後の抱擁が気になっているのだから……
『だったらその気持ち西谷に伝えてみたら?案外喜ぶかもしんねぇべ?』
スガがニカッと笑いながら俺の胸を肘で押す。
『うーん。』
どうしようかと悩みながら、西谷と日向のじゃれあいを眺めたのだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
152 / 556