アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
5
-
《東峰目線》
隣で眠る愛しい人の顔を見る。
誰にも渡したくないなんて、本当俺独占欲強すぎる。
こりゃ重症だわ。
頬に触れようとしたところで西谷がパチリと目を覚ました。
『旭…さん?すんません…俺…寝ちゃって…』
目をこすりながら起き上がろうとする西谷が可愛すぎてもう一度ベッドに押し倒す。
『んっ…今日の旭さんどうしたんっすか?』
瞼にキスをすると西谷が聞いてきた。
『どうって?』
『いや…なんか強引というかなんというか…』
『こういうの嫌い?』
『いや、好きっす!!大好きっす!!』
ハハハと笑って西谷の頭を撫でる。
『俺思ってたよりも独占欲強いわ。西谷が他の奴らとじゃれてるの見るとちょっと腹立つ…ってこれは重いな!!』
ちょっと引いたかな?と思い俺は焦って冗談だと言う。
『独占欲強いの嘘なんすか?』
『…』
『旭さん!!!』
『嘘じゃ…ない…』
俺は俯きゴニョゴニョと答える。
『俺、ヤキモチ妬いてくれる旭さん好きっすよ!!こういうの嬉しいっす!!!』
『えっ!?重くないのか!?』
『重い?むしろヤキモチ妬いてくれない方が寂しいっす….』
『西谷!!!』
ちょっと寂しそうに話す西谷が可愛すぎて俺は抱き締めた。
そして
『大好き』
そう言って口付けたのだった。
end
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
156 / 556