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菅原×影山
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《菅原目線》
2週間の長期合宿、7日目の夜。
丁度折り返し地点なわけだが、こんなにも家に帰っていない=(イコール)一人になっていないということはそれなりに溜まるものがある。
みんなどうしてんのかな?
俺はそれが不思議で仕方が無い。
悶々するとはこういうことを言うのだろうか。
夜中に目が覚めてしまってそればかりを考える。
廊下に出て頭でも冷やすか…と歩き出したところでトイレに入っていく影山を見つけた。
個室に入るのが見えたが、腹でも痛いのか?
俺もトイレに寄ってみる。
ストーカーみたいだな…とも思ったが体調が悪いのなら心配だと思い、聞き耳を立てる。
暫くするとシュッシュと何かをしている音が聞こえた。
まさか…!!
そう思って部屋に引き返そうと思ったら床に置いてあったバケツを蹴ってしまった。
『誰かいるんすか!?』
影山の焦った声が聞こえる。
『お、おう。俺。』
『あっ…菅原さん…』
『トイレに入って行くのが見えたから腹でも痛いのかと思って…大丈夫か?』
俺は何をしているのか大体は想像がついていたが、一応そう言ってみる。
『だ…大丈夫っす。』
『おう。そうか…』
そう言った瞬間
ギィー。
………影山…。
なぜだか鍵が壊れていたらしい個室の扉が開き、中で自分のモノを握った影山が固まっていた。
『『……』』
互いに沈黙が続く。
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