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《木兎目線》
赤葦は全く興味なさそうだったな…
恋愛したことあんのかな?
俺はお調子者気質で、いつも何も考えてないように見られるけど一応悩みはある。
どうだろ?もう一年近くは悩んでるかな…
遠いようで近い、近いようで遠い存在。
赤葦…お前は誰が好きなんだ?
俺が赤葦を意識し始めたのは何がきっかけとかいう訳でもなく、気付くとずっと目で追っていた。
セッターとスパイカーの関係なのだから当たり前か…と考えてみたこともあったが、家に帰ってからでも何をするときでも赤葦が頭の中に現れる。
触れたい…
いつもそう思うけど、一度触れてしまうと歯止めが効かなくなってその先どうしてしまうかは自分が一番わかっている。
だからいつもふざけているフリをして一番いい距離を保っているのだ。
おっと…メガネ君発見!!って、何してんだ?
チビちゃんのとこ行ったんじゃなかったのか?
俺は階段に座って考えごとをしている月島を見つけ慌てて隠れた。
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