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《月島目線》
あんなことを言って出てきてしまったがどうしよう。
まず、人前で日向を好きと言ってしまったことを後悔する。
自分としたことが…
それよりも、黒尾さんも日向を好きだと言ったけど、僕が日向を好きだと言った時の態度を見たところ完全に嵌められた。
これから本当にどうしようかと悩んで頭を抱えた。
『あれ?どうした?月島頭痛い?』
………。
なんでこのタイミングに日向…。
『んー、ちょっとね。』
『大丈夫か?』
『まぁ、君よりも頭使ってるからそれなりに痛くもなるよね。』
『なんだお前!!!やっぱりムカつく!!!』
はぁ…本当素直じゃないよ。僕は。
『ムカつくね…。ところで何してんの?』
『ん?いやぁ、月島が先輩達と自主練してるって山口に聞いてちょっと覗きに行こうかな?と思ってたんだけど…もう終わっちゃったの?』
『あぁそれで。もう終わったよ。そんなに先輩達と自主練したかった?』
『まぁ、それもあるけど…』
『?』
『月島が自主練って珍しいなって思って、冷やかしてやろうかと…』
冷やかし目的であろうと、日向が僕のことを少しでも考えてくれていたと思うと嬉しくて…
ちょっとの脈にかけてからかってみる。
『そんなに僕のこと気になる?』
『えっ…』
!?
なんでそこで赤くなるの?
違う!!!っていつもの大きい声で叫んでよ。
じゃないと僕、何するかわかんないよ…
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