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教室のドアの前に着くと途端に心臓がバクバク言い出した
小さく深呼吸してドアに手をかけゆっくりと開けた
騒がしかった教室が一瞬、静まり返った
そしてまたうるさくなった、言い方を変えると皆俺をみてこそこそ話し出した
それが何故か大きく聞こえた
五月蝿い
「宮下、おはよ」
南は俺が思ってたような人ではなかった
いつも通り挨拶してくれる南に救われた
だけど南も俺みたいに皆から避けられるかもしれないと思い、「無理して俺といなくていい」とか「お前も変な目で見られるから」と言っても「俺は気にしないから大丈夫」と笑ってくれた
何故こんなにも南と俺は違うのだろうか
その時少し南が羨ましいと思った
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