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脅してみるか
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「なっ……返せよ俺の携帯‼︎」
電話が終わって、携帯を眺めながら笑っていたそいつの携帯を覗き込むと、そこには見るからに不良って感じの写真が載っていた。
脅すには持ってこいの写真だったから、俺はすぐにそいつの携帯を取り上げた。
取り返そうと手を伸ばすその手よりも先に、すかさず自分の携帯にも保存した。
「この写真バラしたらどうなるかな?」
ま、こう言えば俺に逆らえないだろ。
この一年面白そうだし。
元鷹中トップだったなら尚更俺の下でこき使ってやる。
いい暇潰しが出来ると、そう思っていた。
「弱味握ったつもりかよ?なんなら、力づくでもいいぜ?」
お……睨んできた。媚び売ってこねぇのか。
この状況なら下に出てくると思ったのに。
そいつは俺に喧嘩での解決を申し込んでくる。
まあ、元不良なら、喧嘩で俺の口を封じてくるのは少し考えると分かる事だった。
ますます面白い。
この強気な眼を俺の手で壊してやりたい。
「ふぅん。いいよ」
だからその喧嘩、買ってやるよ。
正直喧嘩なんてしたこと無かったけど、低い身長で下からガンを飛ばしてくるこの女みたいな顔に、負ける気なんてしなかった。
案の定、俺はそいつの一発をすんなり受け止めた。
確かに身長の割りにはいい拳だったけど、なんだこの程度か。
次に俺がそいつの左腹に蹴りを入れると、苦しそうに地面に崩れこむ。
俺の顔を見るそいつの表情から、初めて敗北を味わったんだろうとすぐ検討がつく。
それでも俺を見上げるその生意気で強気な目。
………ゾクゾクする。
「君、今日から俺の犬ね?」
どうやってこいつを苦しめてやろう。
どうやったらこの生意気な目を壊せるのだろう。
何をすれば、こいつに屈辱的な精神ダメージを与えれるだろう。
どんなことをすれば、こいつは俺に強請ってくるんだろうか。
「じゃ、とりあえずフェラしてもらおうかな」
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