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悪くない
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無理やり引き出される快楽の中で新は呟いた。言わせたのは俺だけど、悔しそうに俺を睨みながら言われると結構クる。
「はっ、上出来」
ほんとはちょっとからかってやるくらいのつもりだったけど気が変わった。
切なくヒクつく新の性器を指で撫で、期待に応えてやるように動きを早める。
「あぁっ、あ、や、いや、あっ」
「イけよ」
「あっ、ああぁああっ‼︎」
大きく体を仰け反りながら、ビクビクと肩を震わせ新は俺の腕の中で果てた。
顔を真っ赤にして息を切らすその顔は涙でグショグショだ。
「な…なにしてっ」
やばいな。反応が初々しくて可愛いわ。
「このままだとベッド汚れる」
腹に飛んだ新の精液を舐めとると髪の毛をぐわりと掴まれる。
「てめえっ…まじで変態…」
顔を真っ赤にしながら俺を睨む新に、また俺の中の何かが騒ぐ。
足りない。
全然足りない。こんなんじゃ、全然…
「なっ…おいっ」
もっと、新を壊したい。
もっと、お前の乱れる姿が見たい。
「新……」
下着を剥ぎ取り、新の精液でベトベトになった手を後ろに回した。
窪みを中指の腹でツンと突くと、新は顔を真っ青にしながら声を張り上げる。
「知ってるか?…男同士のセックスってここ使うんだぜ?」
ふるふると首を横に振る新に興奮を煽られる。そのままズブっと指を中に入れると、ナカがキュッと締まって俺の指を締め付ける。
「ひっ、いぁ、あ…痛いっ…そんなとこ…っ」
「あんま声出すと人来るよ?」
なんて、意地悪く笑ってみせ、震える新の体にキスを落とす。
一度果てた新の性器はまた腫れ上がりピクピクと可愛らしく揺れている。
後ろに指を入れたまま、性器を口に含み舌で亀頭を舐めたり奥まで咥えてやると、その度に体を跳ねらせ何度もやめてと呟く新に俺は興奮した。
やめてって言ってるくせに、ちゃんと反応してるし。こんなのもっとしたくなるに決まってる。
「なぁ…挿れていい?」
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