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ほんとは自信なんて無かった。
心が樹に傾いてるのに、
樹の告白を受けたお前が、
俺の事を見てくれるなんて。
大事にしたくて、その証明をちゃんと
見て欲しくて、傷つけない様に
触れないでいようとしたけれど。
「限界だ」
好きだと気付いたその瞬間、
本当は新をすぐにでも俺のものにしたかった。
あの不良共に犯された時も、
他の男に抱かれた事なんて掻き消してやりたかった
俺の手で、俺の声で、俺の熱で
新の身体に俺を刻んでやりたい
「め、眼鏡っ、お前熱っ」
困ってる顔可愛いな・・・
まだ俺の事心配してんのか?
どうしよ。まじでやばい
「っ・・・新、もう限界。
俺の事殴ってもいいからさ、
ホントに早く逃げねえと、まじでお前の事」
駄目だ。触りたい。キスしたい。
身体中を愛撫して、
俺の与える快楽で新をグチャグチャにしたい。
泣いた、新の顔が見たい
「馬鹿か、殴れる訳ねえだろ・・・」
もう無理だ
「っんッ!」
頭がボーとした瞬間、
抑えていた物がプツンと切れて
気付けば新にキスをしていた
冷たい新の口の中が気持ち良くて
夢中になって新を味わう
「んんッっぅん・・・おっ、いっんッ」
何かを言おうと必死で抵抗する新の手を抑えて
その手を俺の胸に当て肌へと触れさせる
「感じる?俺の音」
「っ、熱のせいだ・・・」
「新のせいだよ」
逃げろよ新。なんで抵抗しないの?
今の俺なら簡単に振り払う事出来るのに
「ほんとに抱いてもいいの?」
言葉を吐いては、新の肌に触れる
どこかしこも冷たくて、すごい気持ちいい
「やっいッ、まッ!」
首筋を舌で舐めると、
新は身体を跳ねらせ、やがて俺を強く引き剥がした
「・・・っ」
下を向いて、俺のシャツをぎゅっと握り締める
「新・・・」
「・・・ろよ」
「え?」
「ゆ、床じゃ、腰痛えから・・・
ちゃんと・・・ベッドでしろよ」
ボソっと呟いた新の言葉に
俺は瞳をキョトンとさせた
一瞬、やっぱり拒絶されたと思った
なに・・・今日の新どうしたんだ
「それは、俺としてもいいって事?」
「き、今日は特別だ!
こないだの借りもあるし」
まぁ、新がそう言うとは思ってた。
こいつプライド高えしな。
けど、これ以上そんな可愛い顔で言われると
「ほ、ほんとは俺もしてぇって思ってた。」
「・・・・っ」
本当に、壊してしまう
「眼鏡っ!?」
新を抱き締めて、
抑えの効かない感情が口から零れてゆく
「俺の頼み、なんでも聞いてくれんの?
ほんとに治るまで看病してくれんの?」
「二度、同じ事言わせんな。」
耳まで真っ赤・・・可愛い
カプっと新の耳を優しく噛んで
舌で耳の奥を責める
「っんッお前ッ、ちゃんとベッドでッ」
「じゃあさ、俺が見てる前で
自分のしてみてよ」
ボソっと囁くと、
ようやくいつもの新の表情に戻った
「なっ、何言って」
「して?ね?俺を誘ってよ」
一言添えると、俺は体を起こしてベッドに戻った
「こっち来て。ほら」
「そんな事誰がっ」
「お願い」
「っ・・・」
新がベッドに乗って、
俺は枕を肘掛けにして新の行動を観察する。
少し命令口調の言葉で言うと
新は震える手でそれに従った
「自分の乳首弄ってみろよ。ちゃんと足開いて俺に見せて」
「む、ムリッ・・・」
泣きそうになりながらも
新は少しずつ体を動かして
やがて自分で快感を味わい出す
「下もやれよ。そんな尖って来てんのに
触んなくていいの?」
「ッ・・・んッ!ぁッ」
耳に、エロい水音が響いて
自分でしてる新が、すげえエロくて
羞恥心から新は零れる声を
必死に我慢している。
物欲しそうな目で俺を見ながら
でも俺は何もしない。ただ見てるだけ。
「もぉッ・・・いやだッ・・・んッ」
「もう限界?」
「んッもうムリッ・・・あっ」
「で、どうしたい?」
「っ・・・あぁッん」
「新、俺にどうしてほしい?」
言葉が止まらない
新をもっと追い詰めたい
新の口から、俺が欲しいと言わせたい
「っんぁッ、さっ・・・触って・・んッ」
「触って?」
俺はやっぱり最低かな
分かってるくせに。
俺の手を求める新に、自分から
それを言わせようとしてしまう
「ひゃぁッ、もうッ・・触ってッ下さいっ・・・成海っ・・センパイっ」
「ん、いい子」
ゾクゾクする
「新、俺の上に乗って」
もっとお前を見たいよ。新
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