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酷いのはどっちだよ
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なんで、あんな事を言ってしまったんだろう
「いッ・・・お、いッやめッ」
「黙れよ」
なんで・・・俺は大事な時にいつも・・・
「あッ・・・や、やめろッ、こんなッ」
こいつにあのまま服を脱がされては
地面に押し倒されて
「ひぁッ、や、・・・ぃッ・・・んぁ・・・」
うつ伏せにされたまま、眼鏡は俺の体に触れてくる
頭を地面につかされて、腰を高く上げられ
後ろから覆いかぶさるようにして
眼鏡は俺の乳首を弄ってくる
「っん・・・やめッ・・・ぁあッ、ひっ、んぁッ・・・」
冷たい生徒会室の床の温度と
それと同じくらい冷たいこいつの手
「やめっ、ぁあッ・・・嫌、だッ」
どうして、冷たく感じるんだ・・・
昼間触られた時はあんなにも温かくて心地よかったのに
「嫌ならなんで勃ってきてんの?」
「っ!!」
こんな・・・まるで・・・あの時の会長みたいだ・・・
「新・・・何が嫌なんだよ」
「ひぁッ、やッ、な、何っ!?」
そう呟いては、眼鏡の指が俺の中に入ってきた
無理矢理入り口を広げられて
グリグリと中まで押し込まれる感覚に
体が大きく跳ね上がった
「やッ、・・・っ、んぁッ、・・・ひぅッ・・・」
でも違う・・・会長に犯されそうになった時は
全身がガタガタ震えて怖かったけど
「ここ・・・すげえとろけてる」
「あッ、んッ・・・っ、ふぁ・・・」
何で、こいつにされても怖くねぇんだ?
無理矢理、こんな事されてんのに・・・
「っ、・・・・新」
「ああッ!ひッ、な、なにっ?」
そんな事を考えている時、眼鏡は指を抜いて
自分のを俺の中に入れてきて
一気に奥まで突かれ、体が仰け反るようにして跳ね上がった
「やっ、いッ・・・いたッ、いっ・・・」
怖くないのに、嫌じゃないはずなのに
触れられた場所が痛い
眼鏡に突かれる度に、体のあちこちがズキズキする
「いてぇよッ、やっ、・・・だぁッ、あぁッ」
なんで優しくしてくれねぇんだよっ
痛えよ馬鹿が!
「っ・・・いッ、ぁっ、・・・め、眼鏡っ・・・」
激しく突かれては、必死にその痛みに耐えて
拳にぎゅっと力を入れた
その時、眼鏡が俺の手を上から握ってきて
背中にキスをしてきた
「中、熱くなってる」
背中に眼鏡の息がかかってまた体が震える
背中の真ん中を舌先でツゥと舐められた後、
強い痛みが全身を走った
「いっ!!」
こいつ、背中を・・・
「血、ちょっと出ちまったな」
出ちまったな じゃねえよボケが!
いきなり噛むなんてっ
「っ、い、いい加減にっ・・・しろッ、ぁッ・・・」
くそ、なんなんだよ!
どうしたんだよ眼鏡このやろが!
「お前に振り向いてほしくて・・・」
「は?・・・」
「傷付けたくなくて、優しくしてたけど・・・」
な、・・・なに・・・
一度体を止めた眼鏡は
いつもより低い声でそう言った
「嫉妬なんて、柄にもねぇ事して
お前をまたこんな目に合わせちまってるな・・・」
そう呟いては、指で背中を撫でてきた
その感触に、ゾクゾクと体が震える
「けど、お前だっていい加減にしろよ」
「っ・・・は?」
「ようやく、少しは俺の事見てくれたと思ったら
樹にあんな事されて、顔なんか赤くしやがって」
はぁあ??
なんだよそれ!だからそれただの嫉妬だろ!!
「おまっ、ちゃんと俺の話「お前が」」
話をちゃんと聞けって言おうとしたら
眼鏡の声に掻き消されて
また眼鏡は俺の背中に顔を近付けた
「お前が俺と樹、いつまでも選ばねえなら、
もう待つのはやめた」
「っは!?な、なにっ・・・ああッ」
そう言っては、後ろから耳を舐められて
また眼鏡は俺の中を突いてくる
「い、っぁあ・・・いて、ぇよッ・・・ぅっ・・あぁッ」
抜いては入れてを繰り返して
眼鏡に後ろを犯される・・・
「はぁッあッ、やッ、ぁあ・・・」
「新、嫌なら蹴りでも入れて俺から逃げろよ」
っそんな事・・・
出来るわけないだろ
「んぁッ、・・・ッな・・・なるッ・・・」
「・・・っ」
「なる・・・みッ・・・っあぁ」
ちゃんと、お前に言いたい事があるのに・・・
「お、・・・俺はッ・・・」
こんな時に・・・
なんでひどくすんだよ
「新・・・?」
顔が見たい・・・
こんなに無理矢理犯してきてんのに
犯されてるのに・・・体中痛えのに
「俺はッ・・・お前がッ・・・っ」
ちゃんとお前の顔を見て
俺の事が好きだって安心したい・・・
「新・・・」
必死に体を起こして、後ろを振り向こうとした時
「成海」
鍵を掛けたはずの生徒会室の扉が開いて
入り口から眼鏡を呼ぶ声が聞こえた
「・・・・っ・・・・・・」
眼鏡も俺も視線を入り口に向けて
そこに立つ人物をじっと見つめた
そして、心臓がドクっと唸る・・・
「居なくなったと思ったら、
まさかここでこんな事してたなんてね」
その声を聞くと、一気に血の気が引いていく
手が震えてきて
眼鏡のオーラがビリビリとした物に変わった
そして、眼鏡が冷たい声でまた口を開く
「・・・・・樹」
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