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伝わらない
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開いた扉にまた鍵を掛けて
会長はこっちに歩いてきた
「か、・・・会長・・・」
って!!待って!俺、今全裸!!
しかもっ!う、後ろには眼鏡がっ
「なんだよ樹・・・邪魔でもしに来たのかよ」
っ・・・馬鹿かお前っ、動くなよッ!
つか、何冷静に話してんだよっ
「っ・・・、め、めがね・・・てめッ」
会長が、どんどん近づいて来る
どうしよう・・・この状態じゃ・・・
「邪魔?・・・別にそんなつもりはないよ」
「は?」
「っ、あッ・・・う、・・・ごくなッくそ、ぅあッ」
俺を置いて話しすんなよっ
何会長も平然と見てんだよっ止めろよ!(怒)
後ろを突かれながら、
俺を無視して二人は睨み合いを始めた
眼鏡は見せつけるかのように
俺の腰を掴んでは、また背中にキスを落としてきた
「あっ、お、前ッ・・・こんな、時にッ・・・んぁあッ」
「樹なんか無視しとけ・・・」
な、なんだよそれっ!!
「ふッ・・・ざけ・・・んなッ・・・ひゃぅッ・・・」
もう何この状況・・・
眼鏡は止めねえし会長はじっと見てくるし
なに? 俺・・・って
「見・・・ないでッ・・・ぁッ・・・」
恥ずかしい・・・こんなとこ・・・
「見ない、でッ・・・下さい・・・ッんぁッ」
嫌だ・・・なんで、なんで俺ばっかり
「新・・・」
この場から逃げたいのに、逃げれない
悔しくて涙が出そうになった時
会長が俺の名を呼んで、目の前に来た
「か、会長ッ・・・?」
「おい、樹」
しゃがんで、俺の顎を掴むと
会長の顔が近付いてきた
「口が開いてるよ」
「なっッんッ!?」
そう言った時、
会長は俺の頭を引き寄せてキスをしてきた
「っ・・・お、い・・・樹」
舌を絡められて、舐めては吸われ
無理矢理口の中を犯され、その感覚に体に力が入った
「っはぁッ・・・会長ッ・・・」
「成海・・・文句は言わせないよ」
「・・・・」
口を離しては、会長は俺のそれに手を掛けてくる
「なっ、やッ!会長ッやめッ」
そしてまた、今度は首に吸い付いてきて
会長に与えられる快感に体が反応していく
「やぁッ・・・そんなッ・・・強くッ、んぁッ」
強く擦られて、また涙が出そうになる
眼鏡もまた、動き始めては
さっきよりも強く中を突いてくる
「ひっ、あぁッ・・・もッ、やめっ」
なんで・・・会長に触られてんのに
止めてくれないんだ
「新・・・」
なんで・・・そんな声で俺を呼ぶんだよ
「め、眼鏡ッ・・・ぅッ、な、なんッ・・・で」
他の奴に触らせんなとか
お前が言ったくせに
「なんで?・・・・・・はっ」
震える声で、眼鏡にその答えを求めると
そいつは息を漏らしては笑い、
また強く奥まで突いてきた
「ひぁああッ・・・やだッ、やッ・・・いやだッ・・・うっ・・・ッあぁ」
「別に付き合ってねえもんな」
・・・・え・・・
「な、・・・なにッ・・・んっ」
眼鏡の言った事が、ズンと胸に響いてくる
「なら、俺が樹にどうこう言う必要ねぇだろ」
「なっ・・・」
なんだよ・・・それ・・・
「嫌なら、今ここでどっちがいいか選べよ」
なに・・・言ってんだよ・・・
「新、こっち向いて」
「っんッ・・・ふッ・・・ぁ」
会長に顔を抑えられて、また激しいキスをされ
言葉が言い出せない
「・・・あの時みたいだね」
「・・・ぇ」
そして会長は、口を離すと、
俺の耳元でそう呟いた
「あの時は、新にこんな気持ちを抱くなんて思ってなかったから
ちゃんとしてあげられなかったけど」
「なッ・・・なにっ、会長ッ」
会長の肩に顔を埋められ、
俺のをまた優しく掴んでは、先をグっと指で強く押された
「やッ・・・っ、んッぁ・・・か、かいちょ・・・」
「新・・・好きだよ」
「っ!!」
優しく、耳元でそう呟かれる
「・・・締まってんぞ」
「あぁッ、ひっ、・・・ぁあ、ッ」
会長は、ずっと耳元で
俺に好きだって言ってきた
「っ・・・新」
なのに・・・眼鏡はこの時
一度も俺に好きだと言って来なかった
「はッあぁ・・・も、むりッ・・・で、出るッ・・・イクッ・・・」
「気持ちいいの?・・・」
なんで、会長は優しいのに
こんな時に限って、お前は・・・
「出すぞ・・・」
「やッ、やめッ・・・っあああッ」
眼鏡に強く突かれると、会長も俺のを強く擦ってきて
眼鏡が俺の中に出すと同時に
俺も射精してしまった
「新・・・・」
また、会長は優しく俺を呼ぶ
「・・・・・」
なのに・・・
「・・・・っ・・・ヒッ、クッ・・・な、んでっ・・・」
なんで・・・お前は何も言わないんだよ
「・・・新?」
「ッ・・・か、かいちょ・・・うっ・・・グズッ・・・」
嫌だったのに・・・
会長が居るのに
会長に触られながら、お前を感じて快感に溺れるなんて
「・・・泣かないで」
堪えていた涙が一気に溢れてきて
体が急にガタガタと震えてきた
会長は俺の涙を拭っては
優しく言葉を掛けてくる
けど
「・・・・・」
やっぱり眼鏡は何も言わなかった
「うっ・・・グズッ・・・ぅ・・・」
好きな奴が、他の男に触られながら
こんな事して
それでお前は平気だったのかよ
「・・・ヒックッ・・・ぅうッ・・・」
もうわけ分かんねえよ
お前が何考えてんのか
「もぅッ・・・く・・・る、しいッ・・・」
胸が痛い・・・お前の事を考えると
自分が、自分じゃ無くなりそうになる
やっと自分の気持ちに整理ついて
伝えれると思ったのに・・・
どうして、一番優しくしてほしい時に
お前は酷くすんだよ
「うっ・・・ヒッ、クッ・・・もぅ嫌だ・・・っう」
「・・・・」
暫く泣きじゃくっていると
眼鏡は俺の体から離れた
「はぁ・・・」
そして、ため息を零しては
また冷たい声で言葉を放った
「・・・・飽きた」
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