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飴とムチと時々眼鏡
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俺の言った言葉に新は目を見開き
なんで?と言う顔で俺を見てきた
「怒ってないって言ったけどさ。
平気な訳じゃないんだよ」
「・・え・・・いっ!?」
少し笑ってそう言った後、俺は新の右肩を強く噛んだ
突然の痛みにびっくりしたのか
新の体に力が入った
口を離すと俺の歯型がくっきりと肩に浮かび上がる
「・・っ・・・痛ぇよ!」
「痛くしてんだろ」
「な・・・うっ!!」
次は肩から腕へと舌を這わせ
また強く噛む
俺が覆い被さり左腕を背中へと回し固定しているから
新は完全に動けない状態
腕の次は背中
背中の次は左肩を噛む
「いっ・・・たい・・・っ・・」
「・・・・」
どんどん続いていく痛みに
新の顔が歪んでいった
「何?怖いか?」
「ぅ、・・っぐ・・・」
「・・・目ぇ閉じるな。ちゃんと俺を見ろ」
「ひっ!いっ!・・・ったい」
目を閉じた新の顔をこちらに向け
新の弱い所、鎖骨の下辺りを噛むと
とうとう新が涙を零した
「ふ・・・っ痛ぇ・・よ・・っグズ」
「・・・・」
痛いと言ってそっと目を開けた新は
口をガクガクさせながら、もうやめてと呟いた
「まだやめない」
「いっ!・・や、やだ!いや、だっ!・・ゔぐっ」
手足をバタつかせ泣きじゃくりだす
やめてやらねえといけないのに
やめられない
「ッズ・・・ゔっ・・痛、い・・」
「・・・」
体中に俺の付けた跡がくっきりと残り
一層強く噛んだ場所からは少量の血が流れ出る
「痛いの嫌いか?」
「んっ、・・ぁ・・・」
噛んだ場所から滴る血を舌で舐め取ると
痛みで歪んでいた新の顔が一気に火照り出した
降ってくるシャワーの湯に濡れる新の髪と体は
いつもより色気を纏わせ俺を煽ってくる
「ひ・・・ん・・っ・・やめ・・」
「やめてほしいのか?」
「っ・・ぅ・・・ちが・・」
分かってるよ・・・
お前が俺にどうして欲しいのかなんて
けどそう言っちまうんだよ
優しくして欲しいとお前が目で訴える度に
俺はお前を泣かせたくなる
「・・も・・や、・・痛いの、いや、だ・・っ」
揺らぐ瞳で俺を見上げ
物欲しそうな表情で俺に手を伸ばしてくる
「痛いのやだ?ならこれは?」
「んあっ!ァア・・は、ぁ・・」
噛んだ部分を今度は唇で吸い上げ舌で舐める
痛みを甘い快感に変えてやると
その落差が新の欲をより強く引き出してくれる
「俺の跡でいっぱいだな」
「・・・っ、・・・」
抱き抱え俺の膝の上に向こう向きに座らせ
風呂場に取り付けられた鏡に
その姿を写すと新の体がまた熱く火照っていった
「てめ・・・こんな事・・」
「こんな事?俺のだって印だろ」
「何が印だよっ・・・痛えだけだろが」
「痛いの嫌いじゃないだろ?」
「なっ、んぐっ!?」
睨みを効かせてきた新の口に指を入れ
ボディソープを手に取り、新の体へと塗り付けた
「ふっん、・・・っん!」
円を描くようにして左手で乳首を弄ると
ピクンと新の体が跳ねた
「こういうのはしたことなかったよな?」
「んぅ、ん・・・っぁ・・」
風呂場・・・
確かに一度は新とここでしてみたかったけど
風呂場でセックスするとあれなんだよな・・・
「・・ん、っ・・め・・ぁ・・」
「ん?・・・こう?」
「ふぁっ、ぁ・・んんっん!」
クリっと乳首を抓ってみると
新の体が大きく仰け反った
「気持ちい?下も触って欲しい?」
「んぅ・・ん、っ・・んっ」
そう聞くとコクコクと素直に頷く
このまま続けたいとこなんだけど・・・
「・・・・」
いい加減眼鏡が曇ってきた・・・(怒)
「なぁ新・・・本当にここでしてえの?」
「っ・・はぁっ」
口から指を一度抜いてやると
大きく息を吐き新は俺を見つめてきた
「ここでする?ベッド行く?」
「・・・・・・ぅ・・」
「・・・・」
「・・・・・」
「ほら、早く決めて」
「んっ!!っここ、でいいっ」
新のものをきゅっと握ると
少し怒った声で新はそう言った
「了解」
目を瞑って俺の腕にしがみつく小さな体
ほんと、一秒も離したくない
「お前の表情見えなくなるけど。
・・・・それもそれでいいかもな」
「は?・・・なっ・・」
いい加減鬱陶しい程に曇り始めた眼鏡を外して
そのまま新の体に触れる
「お・・いっ・・おま、・・見えてんのかよ・・」
「だから見えねえって言ってんだろ」
「っ!んっ・・や、あ・・」
本当に、こういう時に心底視力が欲しいと思うよな
「め・・がね・・っ・・」
「今は眼鏡じゃねえから。ちゃんと名前呼んで」
磨りガラス越しに見えるような視界で
新の顔がぼんやりと見える
お互いの顔がスレスレまで近付いたら
見えない事もない・・・
「新・・もっとこっち見て」
まぁ、一回ここでして
後でじっくりベッドですればいいか
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