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生きててよかった
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正直……忍とは可愛らしいキス止まりでそれ以上手を出した事はない。振られるまでは毎日抱きてぇとか思ってたけどあれは俺の勘違いのお付き合いだったし……ダチになったら尚更そんな事出来なくなって最近ずっとお触り我慢してたし……
「あ…きひとく…ンんっ……」
でも……今はちゃんと両思い……だよな……もう我慢しなくても大丈夫って事……だよな?
「忍……口開けて」
「ッ‼︎……んんっ」
でもさすがにセックスするのは早過ぎる……忍だってキスだけで体ガチガチにさせてるし……震えてるし……怖い思いはさせたくねえ
「大丈夫だって……怖くねえよ。気持ちいーから」
でも‼︎でもせめてディープはしたいっ‼︎
「っあ…きひとくんっ…む、無理だよっ」
「大丈夫…俺がリードしてやっから」
キスはしてんだけど忍は口固く閉じてて、俺が忍の唇を舐めて口の中に舌入れようと頑張ってんだけど……やっぱ緊張してんのかな?怖えのかな?……忍はさっきから震えてる
「ん……ん……ぁ」
「………」
あ……やばいな……超絶可愛い
「ベロチューするの嫌?」
「へ……」
一旦唇を離して涙目になる忍の頭を優しく撫でてそう聞いた
「い、嫌とかじゃなくて……その……は、ずかしくて……ぼ、僕…どうやったらいいか……分かんなくて…」
顔真っ赤になって、プルプル震えてて……それでも俺の服必死に掴んでる……
今更だが、心底思う。
「全部教えてやるって言っただろ」
生きててよかった俺‼︎
「ほら、口開けてみな?ゆっくりするから」
そして神様。ここまで忍の貞操を守ってくれてありがとう‼︎一生あんたに感謝する‼︎あとは俺に全て任せてくれ‼︎
「ん……は、ぁ…」
心の中で神様に手を合わせた後、また忍とキスをする
忍の小さい口が少し開くとゆっくり舌を中に入れる。優しく舌を絡ませて舐めると忍は体の力が抜けたらしく体重が俺に掛かってきた。冷たい忍の口の中……女とこういうことする時は別にドキドキなんてしなかったのに……今はキスだけでめちゃくちゃドキドキしてる……
「ふ…んっ……ひぁ…」
本当にやばい……ゆっくりなんて出来んのかな俺……
「んっ……あき…ひとく…んんっ…」
「舌逃げんな……鼻で息して」
「そ、んな事…っ…ん…は、ぁ…」
声が可愛い過ぎる‼︎顔エロい‼︎
「もっ……む、りぃ……」
俺も、もう無理‼︎‼︎
「忍……」
「っ、え?」
気付けば忍の服の中に手を入れてしまっていた
「秋人君っ」
「え、ぁ………‼︎」
咄嗟に忍に胸を押されて、体が離れたところで我に還った
「ま、ままままだそういう事するのはっ…ぼ、ぼぼぼ僕そのっ」
「ぎょ、ぎょめんっ!そ、そうだよなまだ早いよな‼︎ははっ」
何とか笑って誤魔化そうとするけど忍も俺もお互いテンパってて喋り方がおかしい。
てかなんだよぎょめんって‼︎
「その……でも嫌じゃ……ないから……」
「え?」
急に下を向いた忍は小さい声でそう言った
「こ……ここじゃ……そういう事しちゃ駄目……でしょ?……だから…秋人君が退院したら……その…あの……」
俺が退院したらしてもいいのか⁉︎
「僕も……べ、勉強しておくから……」
「勉強?」
勉強って……何の勉強だ?
そう思い考えてみると、男同士のお付き合いについての勉強。というところに辿り着いた。
忍は顔がオーバーヒートしてて、細え指と指を合わせてモジモジしてる
「忍っ‼︎」
「わあっ‼︎」
もう可愛くてやばい……今すぐ抱きてえけど
やっぱり俺は忍に怖い思いも痛い思いもさせたくない。
それに忍が言った通りここは病院だ。こんなとこでしてしまったら忍の喘ぎ声だだ漏れじゃねえか‼︎無理‼︎他の奴には絶対聞かせねえ‼︎
「すぐ退院すっから。でも俺が退院したらじゃなくて忍の覚悟決まった時でいいからさ……俺、いつまででも待つよ」
「っ……」
忍が知らない事、俺がいっぱい教えてやりたい。
これからも忍のそのおっきな目に俺を写してもらいてえし……ちゃんと優しくしてやりたい
「俺も勉強しとくな。」
忍の頭をまた優しく撫でる
焦らなくていいから、俺達のペースで行こうな………
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