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発情期
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あの後、秋人の病室に行ったけど、見舞いの品を渡したら俺はすぐ病院を出た。
家に帰ろうと思ったけど、何故か自然と足は眼鏡の家に向かってた
「………新?」
「………」
インターホンを鳴らそうとしたら、タイミング良く扉が開いて、眼鏡はどこか出掛けようとしてたのか私服に着替えてた
「丁度良かった。今お前のとこ行こうと思ってたとこ……」
「………」
「携帯見てねえだろ?」
「携帯?」
そう言われ、携帯を取り出してみると、眼鏡からメールが2件入っていた。
「見舞い済んだら家寄ってって送ったんだけど……メール要らなかったか」
「メールすんなら電話してこいよ」
「病院内で電話出来ねえだろ」
「……あ………」
そう言えば、確かにそうだった……
つか、携帯なんて見てる場合じゃなかったし…
「……何かあったのか?」
「え?」
「とりあえず上がって。外じゃ体冷えるぞ」
眼鏡に腕を引かれて玄関の中に引き寄せられる。
中に入ると、なんかホワンってした…
眼鏡の手はあったかくて、凄え安心出来た
………会長と、会ったって話さねえと
「……眼鏡……」
「ん?」
玄関先で、立ち止まって声を掛ける。
何?って眼鏡が首を傾げて顔を覗き込んで来た
「ち、ちけぇよ……」
こいつ……まだ熱あんのか?
なんか妙に色っぽくねえ?
「新………」
「?」
名前を呼び、眼鏡は俺の指の間に指を絡ませて来た
スルスルってさすられたり、指を握られたり、何だか変にくすぐったくてムズムズする
「お、おい……なんだよっ」
次第に眼鏡は俺の腰に手を回して、猫みてえに頬を擦り寄せて来た
軽く額にキスされて、今度は首にキスをされた
「な、なに??」
「………」
なんだこいつ??発情期か??
なんて思っていた瞬間、眼鏡に押し倒された
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