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お勉強
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誰かと真剣に付き合うなんて初めてだから、何をしたらいいのか分からない。
……渋谷君に相談しようにも…流石に恥ずかしいし…
つっちーの連絡先は分かるけどカワちゃんの連絡先は知らない。
つっちーに話してみようかなとも思ったけど、それも出来なかった
だから僕は自分で調べてみた。秋人君に言ったように勉強した。
ウェブで検索したり……今まで観た事も無かった男の人と男の人がセックスするAVビデオをお母さんに見つからないようにネット注文して観てみたり……
『だめっ…あんっ‼︎やっ、ぁあっ』
『淫乱野郎だな……ほら、もっと腰振れよ‼︎』
『ひゃあっ‼︎ぁ、んっ、い、いっ‼︎もっと突いてぇえっ』
「…………………。」
言葉が出なかった…
イヤホン越しに聞こえる男の人の喘ぐ声に、僕は聞いてはいけないものを聞いてしまった気分になった
うつ伏せにされて後ろからガンガン突かれてるこのAVビデオの内容は僕には刺激が強過ぎた…
口から魂が抜けていくような感覚がして、頭の中が空っぽになって結論が出た。
「………無理だ。」
こ、こんな事を秋人君とするなんて僕には出来ないっ
「お尻の穴に…そ、そんな…入れるなんて…」
聞いた事はあったけど、まさかこうも痛そうだなんて思わなかったし、それにあんなに強く出し入れされたら…
「…無理……ぼ、僕死んじゃう…」
だってどう考えても入れられるのは僕だ
僕が秋人君に入れてるとこなんて想像出来ない
こないだ初めて秋人君と手を繋いだ……
キスは何度かした事あったけど、初めて恋人らしい事が出来たと思った…
でも、付き合うってなったら絶対セックスするよね…
ど、どどどどうしよう……まさかセックスがここまで激しいものだなんて思わなかったよ
「……どうしよう…」
もうどうしようしか出てこなくて、次の日秋人君のお見舞いに行った時もその事が頭から離れなくて
結局、一度も目を合わせる事が出来なかった
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