アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
番外編【彼氏が不良で困ってます。その7】
-
大声で叫んじゃったから、一気にシンっ、て静かになっちゃった。渋谷君はびっくりしてて、目をパチパチとさせてた。
「あの……ごめんなさい…」
あぁっ…また謝っちゃった……すぐ謝るなっていつも言われてたのに。
だけど、申し訳ないし…それに渋谷君は子ライオンだもん…強引なんだもん…怖いよ……
好きだから大丈夫だと思うけどでも僕は痛いの嫌だなぁ…
ちらりと、顔を覗き込むと、渋谷君はまだキョトンとしてた。
何言ってんだてめえ。って今にも良いそうな顔…
「何言ってんだてめえ。」
言われちゃった‼︎‼︎
「ひっ、ご、ごめんなさいっ」
殴られる⁉︎彼氏に殴られる⁉︎
頭を抱えると、渋谷君の手が伸びて来た。
怖くて目をぎゅっと閉じたら、頭の上にポン、って手が置かれた。
「痛い思いなんかさせねえよ。」
「……え」
にこにこと笑って、くしゃりと頭を撫でられる。
「お前、俺が突っ込んだらどうせ痛がってビービー泣くだろ。」
「え」
そりゃ泣くよ…泣く……だろうけど……
「だから、入れさせてやるよ。」
「…………へ…」
あれ、なんか言った?聞こえなかったかも…でも風は止んでる。空耳なのかな?それか僕殴られて絶賛記憶ぶっ飛ん…
「おい、入れさせてやるって言ってんだよ‼︎」
「はひっ‼︎」
嘘ごめんなさいちゃんと聞こえてます‼︎
怒鳴られてしまった。涙がチョロリと目から出る。僕が入れられなくても僕は結局泣いてるじゃないかっ
入れさせてやるって…もっと可愛く言えないのかなぁもう……
「んじゃちょっと準備すっから…お前そのだらしねえ顔なんとかしとけ。」
「準備…?」
準備をすると言い始めた渋谷君は、せっせとズボンを脱ぎ始めた。
カチャンとベルトの金具が外れて……
「……え"」
「…?」
待って……ヤル気満々ですやん……待ってよ…
「渋谷君……あの…」
準備とは、つまりそういう準備なんだよね。
エロいよ。今の君……胸がドックンバックン言ってるよ。
僕も…ヤル気ちょっとなって来たけど……
準備よりも、そろそろ元気になっちゃったお互いのコレ……どっちが入れる入れないの前に何とかしないと…
「なんだよ?」
渋谷君が、ぶすっ、と頬を膨らませた時だった。
「…もう…お、お昼休み…終わるよ…」
「…え"」
もうすぐで休み時間が終わる事を知らせる予鈴が鳴り響いた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
377 / 617